コロナウイルスや新型肺炎に関して日々巻き起こる課題や議論を見てると、昭和、平成、令和と時の流れとともに消えたと思っていた亡霊のような日本を戦争に駆り立てていたメンタリティがまだまだ生きていることを思い知らされる。
ちょっとこれよんで。オリンピック関係者「もう、賽は投げられたから突き進むしかない。イチかバチかかもしれないが、このウイルスとの勝負に勝って、大会を成功させれば我々日本人は歴史に名を残せることになるじゃないか」だって。恐ろしい。 https://t.co/t9GsB3qETD
— 室井佑月 (@YuzukiMuroi) 2020年2月24日
一旦決めた予定は貫くことこそが美学と考えているのか、それともただ単にプランBやプランCを考えておくことを怠っていただけなのか、いずれにしても結果的に、退路を絶たれたり、はしごを外されることが、日本では多い。
能・狂言を主催する側としては、一律の自粛は求めないのに、開催の必要性を検討してほしい、というのは判断を丸投げされたに等しい。中止すればチケットは払い戻し、会場へは使用料を、出演者には違約金を払わなければならない。この損害に耐えられる主催者でなければ開催するしか選択肢がない。 https://t.co/XjE1jqs7zX
— 槻宅聡 (@tsukitacus) 2020年2月24日
どこまで有効かは不明だが、対策は出てると言えば出ている。
先日、コロナ対策で赤字被って死にそうだってツイートしたんですが、
— Ayumi. (@ayu_yozo) 2020年2月24日
経済産業省から事業社へ支援策が出てたので共有。
イベント主催、運営、技術周り、スタッフ派遣、タレント事務所…どこまで適用になるか分かりませんが、良かったら参考にしてください。
»同業社に届けhttps://t.co/4w2WCO9bqI pic.twitter.com/IZ5tltpIj6
最前線の現場では、心配だから、助けて欲しいからと、救いを求めると、
「風邪みたいな場合は、とにかく家にいてくれ」とだけ言われ、よほどのことがないと検査すらしてもらえない。それで検査した頃は重症というのでは話にならない。経路のわからない感染や、若い重症患者も出ている。国民が不安に思うのは当然。国民の目線が完全に欠落している。https://t.co/uxpRlaxdMA
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) 2020年2月24日
#東京五輪 中止を恐れてか、政府が民間機関を使った #新型コロナ 検査を推奨していないため、医療機関をたらい回しされ、受診断られる事案が多発している。
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) 2020年2月24日
韓国と比べても検査数が極端に少ない。重症者や死者を出さないために、政府は民間に積極的に検査を推奨する必要ある https://t.co/t6q3Budfzq
そんな刃は仲間にも向けられる。
新型ウイルス対応医師ら職場で“バイ菌”扱い 学会が抗議声明 #nhk_news https://t.co/4HfYVsPH9v
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年2月22日
赤信号みんなで渡れば怖くないと言われるが、大勢の人の目前に赤信号が点っていても、一人一人がそれぞれ違う赤信号だと連帯感は得られない。
大勢の人がコロナウイルスで困難に直面していても、みんなで渡れば怖くないとは言えない状態なのだ。
それが現場で実際に起きていることだが、その対策は現場を知らない会議室で立てられている。
なんだかデジャブ(既視感)を感じるが、ああ『シン・ゴジラ』だと思い当たった。
なんと先見の明があったのかと思ったが、よく考えるとただの日本昔話だとガッカリさせられた。