違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

感染より怖い対策!!

Twitterで『家賃』と検索すると、数日前には次のように出ていた。

 

Twitter検索『家賃』数日前

 

ご覧の様に予測変換でおそろしい単語が後に続く。

 

念のためにと今日(3月12日)に改めて検索すると、

 

Twitter検索『家賃』3月12日

 

 

客足が激減した店舗で事業をしてる経営者が売り上げが立たずに家賃や仕入代金の支払いを心配してる人が急増していて、そういうお店がバイトを使っていたら当然バイトにはやめてもらうしかなくなるだろう。

 

そんなバイトと似た立場に追い込まれてるのが業績が急に悪化した会社の正社員であり派遣社員で、リストラの危機が発生してる様だ。

 

また外国人留学生に賃貸で物件を貸しているオーナーも、コロナ対応で入国禁止になる人が出るのではと気が気ではないようだ。

 

これらの事例は、よく考えれば然もありなんだが、身近に事例が無ければ盲点になりがちだ。

 

 

夜の大人の接客業も全滅との噂が聞こえて来る。

 

 

食欲と睡眠欲と性欲は無くならないから、性欲は不滅だという意見も今回ばかりは通用してないようだ。

 

 

夜中は1本も鳴らなかったと

落ち込み焦るオーナーの話に

私もただ悔しい気持ちをグッと

こらえるまででした

 

 

 

そんな最中に出かけた方もいて、さぞかし歓迎されてモテるのだろうと期待していたら、何が起きたかが次のリンク先のブログには書いてある。

 

 

 

「あれ、こんな日に来店しているのに何か冷たくない?こんなときだからこそ僕らは絆を深め合うはずなのに」と悲しい気持ちになるのである。

 

 

ここに書かれてることが今日本のあちこちで起きているのだ。

 

上記のブログのような笑い話で終わる話ではなく、冒頭の『家賃が払えない』的な話がたくさん出て来ている。

 

解雇されたり、内定を取り消されたりして嘆く声もあるが、そういう解雇や内定取り消しを下してる側も、廃業や倒産の恐怖と闘っていたりするのだ。

 

それもこれも自粛のせいなのだ。

 

そして、さらに恐ろしいのはそんな自粛に皆が粛々と従うことだ。

 

奇しくも共通するには、静かでおごそかという意味があるが、実際には『不満なのに、納得してないのに、文句も言わずに』というニュアンスが強いと今回は感じる。

 

同調圧力は、静かにおごそかに粛々と起きることが日本の特徴だが、佐賀県が反発を表明した。

 

 

この動きに対する意見はさまざまあるが、同じタイミングで春の高校野球の中止が発表されたことを考えると、神様がどちらに微笑むのかが見ものだと思っている。

 

 

健康診断で具体的なデータを示されてもなんの対策もしない人たちが、具体性が何もない噂レベルには過敏に反応してるようにも見える。

 

 

未来の教科書には、コロナウイルス騒動はどのように取り上げられるのだろうか?

 

恐ろしい流行病として記録されるのか、それとも大山鳴動的な空騒ぎとして記載されるのだろうか?

 

 

3月といえば2011年3月11日の東日本大震災という記憶は、色褪せないフォルダー保存されるものだと思っていたが、風化は時間の経過だけではなく、次々と起きるイベントでフォルダーごと上書き保存されるのだなと改めて思った。

 

コロナウイルスを恐れるだけならば、病院や薬やマスクの需要を増やすだけの話だったのだが、その対策と称したものは自体の供給のストップとされた。

 

そのことが原因で、全然違う場で需要と供給の寸断が起こり始め、寸断が各所に広がると、次は何が起きるのかが今恐れられてることだが、その対策と称した手続きが守ろうとしてるのがオリンピックだと言われてるのが今でもある。

 

そもそも人によっては全く脅威に感じていないコロナウイルスの終息をどのように判断するのだろうか?

 

今のままだと、近い将来に無理やり出されるであろう終息宣言が新たな火種を生みそうな気がする。

 

 

PS.

 

最近は今日こそコロナ以外の話を書こうと思うのに、興味あることがすべてコロナと結びついてしまい、コロナを避けると不自然になるので開き直り気味。