世界中を混乱させているコロナウイルスにも良い点があると言うことを一部の人たちが言い始めてる。
共通する内容としては、格差が極まる現代社会で、コロナウイルスはすべての人に平等に恐怖を与えていると言う意味で、平等をもたらしている、ということ。
そんな一人のビル・ゲイツはこう言っている。
新型コロナウイルス:ビル・ゲイツ氏からのオープンレター Beautiful open letter from Bill Gates
この中で13の項目を上げている。
〜〜以下引用〜〜
1) 私たちは皆平等であることを想起させてくれます
2) 私たちはすべて繋がっています。ある人に影響があれば、他の人にも影響があるということを思い出させてくれます
3) 私たちにとって、健康がいかに大切なことかを思い出させてくれます
4) 人生の短さ、そして私たちにとって最も大切なものは何なのかを思い出させてくれます
5) 私たちの社会が、いかに唯物論的になってしまったかを思い出させてくれます
6) 家族、そして家庭生活がいかに大切かを思い出させてくれます
7) 私たちの真の仕事というものは、社会的職業ではなく、日頃の行いではないでしょうか
8) 自分たちのエゴを常に認識し合うこと
9) 私たち自由意志はすぐそこにあります
10) 我慢強さを見せるのか、パニックに陥るのか
11) 世の終わりか、あるいは新たな始まりなのか?
12) 私たちの地球そのものが病気ではないのか?
13) あらゆる困難のあとには、いつも安らぎがきます
〜〜引用ここまで〜〜
詳しくはリンク先の記事を見て頂くとして、幸せや喜びを再度考え直すキッカケになっていると言えそうだ。
個人レベルではささやかなことに喜びを感じられる生き方の方が幸せに近いように感じられるが、大きなことをやりたがる政治の世界はそうはいかず、その原点は争う(競争する)にあると思わせられる話が出ている。
ここに来て噂話を表舞台に引きずり出して既成事実にしようとするかのような話が出ている。
新型コロナ発生源は「米国」、在仏中国大使館が示唆 2020年3月24日
「米軍ウイルス持ち込み」の根拠は?新型コロナウイルス感染源めぐる米中舌戦 3/26
〜〜以下引用〜〜
トランプ米大統領や高官が「チャイニーズ・ウイルス」「武漢ウイルス」と呼ぶと、中国外務省高官は、「米軍が武漢に持ち込んだかもしれない」とツイート。
〜〜引用ここまで〜〜
真相はともかく、ビル・ゲイツの話とは大きく違うことがわかる。
今となっては遠い昔話のように感じるがアメリカが中心になって世界中に波及した中国ハイテク企業のファーウェイ排除の動きは2年くらい前から始まり、1年前の春に一気に盛り上がり出した。
その後ファーウェイを排除したいと言う思惑で一致しても、圧倒的に優位なファーウェイの技術は使いたいというジレンマでなんとなくトーンダウンしたかのように、わたしには見えていた。
今年の年明けには、一旦ファーウェイを排除するかに見えたEUがファーウェイを排除しないと態度を決めた。
まるでそんな動きを牽制するかのようにコロナウイルスが出現しているのだ。
最初は中国武漢が舞台で、その後ダイヤモンドプリンセス号の関係で日本が注目を浴びるが、実際にはひっそりと舞台はファーウェイを受け入れたヨーロッパに移っていたのだ。
そして、次の脅威はアメリカ国内での感染爆発だと言われてることが興味深い。
コロナウイルスは米軍が中国に持ち込んだと言う話と合わせると、一気にドス黒く渦巻く陰謀の応酬に思えて緊迫感が感じられるが、そんな中でビル・ゲイツのような話が出てきたのは偶然ではないはずだ。
遅かれ早かれ時間の問題でいずれは収まるだろうこの混乱の後で、何事もなかったようにコロナ前に戻るのか、それとも生き方を少し変えるのか?
生き方を変えることなんて簡単に出来ることではないが、今はそのチャンスがあるといえばあるのだ。
そんな時に相性が良いのは180度反対の価値観。
ビル・ゲイツの話を考えてみるのは無駄ではないはずだ!