最近、自ら墓穴を掘ったと名が上がる有名人には、ライターにセクハラをしていたカリスマ編集者や学歴詐称が取り沙汰される知事や食通を気取っていたが浮気とDVが発覚し詳しく報道が出る前に自ら自粛降板を宣言したタレントなどがいる。
名前を書かなくても誰のことか誰でもわかるはずだ。
さて、墓穴を掘るというと、個人的には2006年のドラマ『怨みや本舗』を思い出す。
主人公がよく使うセリフに『人を呪わば穴二つ』というものがある。
このドラマで初めて知ったことばだったので、ドラマオリジナルのセリフだと思い込み、正当な由来があることばだとは思っていなかったが、『人を呪わば穴二つ』の穴とは墓穴のこと!
由来は陰陽師で、人に呪いをかける者は、自分も呪われる立場だと覚悟しろという意味らしい。
『人を呪わば穴二つ』の穴とは、呪う相手の墓穴と自分自身の墓穴なのだ。
人生上手くいかないなあと思ってる方は、誰かの怨みを買っているのかもしれない。
怨まれるような何かに心当たりが無ければ、妬まれてるのかもしれない。
威張ったり、自慢が過ぎたと思い当たるなら反省が必要かもしれない。
嫌いな人や商売敵が上手くいかない姿を見て『ざまあみろ』と思ってる人は、自ら墓穴を掘ることに気を付けよう!
相手はあなたに妬みや怨みを感じてるかもしれない。
金持ち喧嘩せずという諺があるが、これは無用な妬みや怨みを買っても何の得もないという知恵だったはずだが、最近は喧嘩する金持ちが増えたようにも見える。
注意しよう、人生至るところに穴だらけ!