数日前に次のような投票依頼の記事が上がっていた。
「首相秘書が投票依頼」と断言 広島の県連副会長が怒りhttps://t.co/dkfeSmqv2G
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) 2020年6月30日
自民党県連副会長の中本隆志議長の怒りの矛先は党本部に。1億5千万円の支出を問題視し、参院選公示前から首相秘書が県内を回っていたとした上で、「『今回は案里さんを』と頼んだのは間違いない」と断言しました。 pic.twitter.com/S0cLaWdSDb
この記事を見た時点では、わたしの琴線には全く触れないつまらない記事に思っていた。
投票依頼されたら『はいはい』と言っておけば良いだけで、実際に誰に投票したかなんてどうせ分からないんだからと思っていたからだ。
しかし、今朝こんなツイートがタイムラインを流れてきた。(ツイートを埋め込めなかったので画像を添付)
https://twitter.com/mmmm_it/status/1279416647527301121?s=21
こんなことが行われてるんだという驚きがあった。
このツイートへのリプライには次のようなものがあった。
カイシャから一票を頼まれて
— 誰がために鐘は鳴る (@D3DpuDIADgXdPQp) 2020年7月4日
困っている人 解決出来ます!
候補者の名前書いて、写メ撮ったら、その名前上に二本線を引いて、本命の候補者名を書いても投票は有効!
また、写メ撮ってから、書き間違えたとその場でいえば新しい投票用紙が貰えます。
自分の意思で投票を‼️
Twitterで『投票依頼』と検索すると、1年前のツイートにこんなものがあった。
これ教えてくれた人に友達が「投票所では入れなくてもバレないんじゃないの?」と聞いたら、詳しいことは教えてもらえなかったけど「どっちにせよバレるから無理」らしい。てか投票先の誓約書書かせるって憲法違反でしかないよね?今更だけど。#日本医師会 #自民党不正選挙協力団体 #自民党不正選挙 https://t.co/2q5grY71H0
— 面呈余@7/5(日)は都知事選だよ! (@omoteyundo) 2019年7月13日
『どっちにせよバレるから無理』っていうのは写メのことかもしれない。
組織票を確定させるためには、確実に投票に行き意中の候補者に票が投じられたことを確認できる必要があるのだが、そんな術はありそうでないと思っていたが、今では結構簡単にできるようになっているのだ。
上記のツイートにあるように投票所の監視員も巻き込んで行われてる可能性があるのだ。
こういう現実に抗おうと思ったら組織票として組み込まれてない人々が個々の意思表示を示すしかない。
組織票を投じた人はその行動が嫌々であってもなんらかの恩恵を受けれる可能性があるが、投票しなかった人は組織の側からは存在を無視されるだけなので、なんの恩恵もメリットも得られないと覚悟した方が良いのかもしれない。
油断してると、少数派に過ぎない組織のためにこき使われるだけの人生になるだろう。