違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

2020年夏の珍事!

ゴシップネタは扱うのをやめようと思っていたが、どうにもムズムズする話題がある。

 

どうにか自分に、『これはゴシップとしてではなく、一種の推理小説のトリック解読だ』と言い訳することで取り上げたい。

 

 

きっかけは、夜中にトイレのために目が覚めた時に見たツイートだった。

 

 

 

 

突然のイソジン発言で世間を驚かせた後、一気に呆れられた大阪の吉村知事については誰しも記憶に新しいだろう。

 

この発言でイソジンは一気に注目され買い占めが始まった。

 

ちなみにどのくらい注目されたのかというと、GoogleTrendsで直近1週間で見ると、

 

 

GoogleTrends『イソジン』過去7日間

 

 

発言で一瞬大盛り上がりしたことが分かるが、そもそも過去にイソジンが注目されたのはどんな時があったのだろうかと検索可能な2004年以降で見ると、

 

 

GoogleTrends『イソジン』2004年以降

 

 

今回の注目は初と言って良い位のレベルだとわかる。

 

 

時系列が分かる記事があったので引用。

 

 

“イソジン吉村”の言い訳に「矛盾だらけ」「焦りが凄い」総ツッコミ! 8月6日

8月4日に行った自信満々なパフォーマンス会見で、ポピドンヨード入りのうがい薬を日本中の薬局から売り切れさせてしまった大阪府の吉村知事。マスクに続く、まさかの買い占め&転売パニックに世間から批判が殺到。これまで何かと持ち上げられてきた吉村知事だが、ここにきてイメージが“暗転”する事態に。

 

すると翌5日に吉村知事は、“治療効果があるわけではない”などとツイッターで言い訳。当然納得いかないのがネット民で、「イソジン吉村」とB級プロレスラーのような愛称を付けられると、これがとたんにトレンドワード入り。これまでとは違う圧倒的な批判の多さを重く見たのか、

 

6日にはテレビで言い訳行脚することとあいなった。

 

 

 

その後、ただのお騒がせ発言では済まなそうな流れもでき始めた。

 

 

 

吉村知事「イソジン会見」の背後にインサイダー疑惑!?テリー伊藤「実は1時間半前に話を知ったが、株を買うのはやめておいた」さんまも「お金動いてんのかな?これって」

 

 

このような流れを生んだ今回の最初の発言で、鬼の首でも取ったかのように出てきた名前がはびきの医療センターだった。

 

 

 

 

そして、冒頭のツイートにつながるのだ。

 

さも長期間の研究データの蓄積があるのかと思っていたら、その研究施設は今年の8月にできたばかりだったというわけだ。

 

 

これだけ材料が揃うと、推理小説が好きな人は黙っていられなくなるのは当然だ。

 

もしインサイダーを狙って企てられていたとしても吉村知事の役目は末端のおれおれ詐欺の受け子や出し子の役にしか思えなくなる。

 

背後に何があるのか?

 

背後で誰が蠢いているのか

 

 

2020年の夏の珍事であることは確かだ。