8月に入ってから密かに興味を持っていたのが多肉植物や珍奇植物。
代表格で誰でも知ってるものとしてはサボテンがあるが、不思議な形や見慣れない形をしてるものは大抵これらのジャンルのどこかに位置付けられている。
本当は動物や動く生き物に関心があり、その観察記録などを作ってみたいと思い始めたのだが、どう考えても面倒を見続けることにハードルの高さを感じていた。
そこで植物に目を付けたのだが、その時に初めて世間で盆栽などが流行る理由も分かる気がした。
しかし、一般的な盆栽や一般的な花や植物はなんだか違うなと思っていると、珍奇植物というジャンルがあり、その中でも多肉植物というジャンルが一種の擬似盆栽ブーム化してるということを知り、『これだ』と感じられた。
ただこの夏の猛暑の中で植物に手を染めるのに少し抵抗があったが、多肉植物の中には夏は休眠期で秋から活発になるものが多いらしいので、秋の始まりの前にスタートする方が良いかもと思っていた。
植物だからと言ってほったらかしで勝手に成長するわけではなく意外と手間もかかるし注意点も多いことも、ツボにハマると楽しさを助長する要素だと思えてきた上に、最近では100均でも売られてると知ったのでコストもかからなそうだしやってみるかと昨日ダイソーで必要そうなものを買い揃えた。
買ったものは全部で6点で総額660円。
①ヤマトヒメと名が付いた多肉植物で直径が5cmほどで、調べると多肉の世界ではエケベリアと呼ばれているとわかった。
②鉢(底面には水抜きの穴も開いている)
③鉢の下に置く受け皿(3枚セット)直径9,9cm
水捌けをよくできる粒の大きな土を二種類。
④赤玉土(粒が大きくて鉢の下に敷く)
⑤鹿沼土(根の周りに敷く)
⑥ピンセット(画像は別で)
植え替えのためにヤマトヒメを鉢から取り出し、根のまわりに付いてる土を優しくほぐす。
土をほぐしたら、根の上の傷んだり枯れてる本体の部分をピンセットで摘みながら取る。
ここまでの作業が済んだら新しい鉢に植えるだけ。
ネットで検索すると、植え替え直後には水は与えてはいけないとあり、最初の水やりは1週間後が目安と出る。(少し不安)
育てるにあたっていろいろと注意点が多いのだが、全てダイソーで揃えたこともありストレスは少ないが、これでうまく育てられないようだと人間としてダメ出しされるようなプレッシャーも感じてる。
さて、本来の目的は観察記録を取ることだし、できれば映像として残したいと思っている。
頭に描いているのは、1日に1枚写真を撮り、その写真をタイムラプス的なスライドショーにして成長や変化を連続的に表現してみたいと思っている。
そのためには撮影の仕方や位置が重要になるので昨夜いろいろ試してみたがこれまた気を使うポイントが多い。
明るさは一定の方が良いから夜照明の下で行う方が良いと感じてる。
また背景も無地の方が良いだろうと空箱にコピー紙を立てかけて何度も撮り、とりあえずこの位置で撮ろうかと決めたのが次の写真。
できることなら上(俯瞰)からも撮ってみたいが、照明の工夫も撮影の工夫も数段高いレベルが要求されることが分かって、せいぜい斜め上からが精一杯だし、撮影位置を安定させるのも難しいと感じてる。
俯瞰写真は安定的に撮影できるのか今夜以降試してみたい。
たったこれだけのことなのに、新たな楽しみができたようなワクワクが感じられる。
改めてダイソーをはじめとした100均ってすごいなと感じてる。
店によっては扱ってないのだが、扱ってる店には多様な種類が置いてあるので、最初の第一歩には最適だと感じてるが、多肉植物のコーナーにいるととにかく女性が多かった。