違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

立つこと、歩くことの価値

『人間とは?』と問われたら、普通は人間社会の中での話になり、優劣や上下などの序列化や今昔での比較で捉えることが多いかもしれない。

 

 

しかし、同じ『人間とは?』を地球上の生き物としてと設定すると全然違うものになり、それは人間だったら当たり前だが、他の動物などと比較すると際立った特徴になることを指し示すことになる。

 

 

それは二足歩行するということ。

 

二足歩行の結果、手先が器用になり、手先が器用なので道具を作り、道具を使うことで人間の力を越えた力を発揮することができるようになった。

 

道具を使うことと比べてどちらが先かは分からないが、ことばを使うことで伝達したり表現できることが非常に多いことで、知能という意味での脳の発達が際立った。

 

人間を語る場合、二足歩行であることは大前提なのだが、そんなことは日常生活ではほとんど意識しない。

 

しかし、キッカケとなる何かがあると、『ああ、そうだった』と思い出す。

 

 

 

 

あまり意識することは多くないが、現代人は座って過ごす時間がとても多い。

 

二足歩行ゆえに身についた高度な知能を活かすために、何かを考える場合のほとんどは座って行われる。

 

4〜5年くらい前からだろうか、座り過ぎは健康に悪いと言われるようになった、スマートウォッチによって可視化されたことで気付きが得られたように思える。

 

座ることが増えると、歩けることへの感謝よりも、より快適に座れることをありがたがるようになった気がする。

 

普通に歩けることは、決して当たり前ではないのだ。

 

 

千原ジュニア、股関節の難病を告白「むちゃくちゃ痛い」 医師からは「壊死してる」 2/8(月)

 

 

この記事に対するコメントには、多くの同じ症状を患った方の話が寄せられている。

 

股関節を人工関節に替えた方も複数コメントを寄せている。

 

千原ジュニアさんは原因不明のようだが、寄せられてるコメントの中には、別の件で処方されていたステロイド剤が原因となる場合があるとの指摘も複数あった。

 

 

早く走れなくても構わない。

 

高く飛べなくても構わない。

 

普通にゆっくりでも構わない。

 

 

 

立つことや歩くことの価値を再認識したいものだ。

 

無くしたことを嘆く前に。