クイズ番組で、難しい漢字を読めたり書けたりできるのは、知性の高さを示してるように見えるが、難しい字を知っていても、その使い方が間違っていたら、という話。
もう知らない人もたくさんいるだろうし、30歳以下だと知っていても、そんな事件があったという知識に過ぎないかもしれない。
「24年、地獄です」「ご遺族にお詫びしたい」 酒鬼薔薇聖斗の母が取材に語った心の内 3/18(木)
神戸市須磨区内の中学校の正門前で淳君の頭部が発見されたのは1997年5月。
その口には、酒鬼薔薇聖斗と名乗る人物からの手紙が挟まれていた。
〈さあゲームの始まりです 愚鈍な警察諸君 ボクを止めてみたまえ ボクは殺しが愉快でたまらない〉
さらに、地元新聞社に送った声明文では自らを“透明な存在”と称して、
〈もっと怒りと執念を持ってぼくを追跡したまえ〉
などと挑発したのだ。
これだけだったら、特にブログに取り上げようとは思わなかったが、もう一つの全く関係ない話題と、わたしの脳内でリンクしてしまった。
ワタナベマホト容疑者の本名に驚きの声 ひろゆき氏「読めない名前の子どもは遺伝により頭が悪い」 3/17(水)
ひろゆき氏は「親の知能は子供に遺伝します。他人が自分の子供を呼ぶために、名前をつけるのですが、一般的に読めない名前をつける親は頭が良くない可能性が高いです。よって、読めない名前の子供は遺伝により頭が悪い可能性が高いです」と持論を展開。
酒鬼薔薇聖斗の名付け親は、本人自身。
夜露死苦(よろしく)に代表される、昔の暴走族やヤンキーも難しい漢字を使いたがっていた。
決して漢字が得意なわけでもなければ、勉強してるわけでもなく。
高校時代に、バンド活動にのめり込んでる同級生がいて、勉強なんかもちろんしないのだが、作詞に役立つからと国語辞書と歴史の本はいつも持ち歩いていた。
彼は、音の響きだけで無意味な漢字の羅列を並べては悦に入っていて、時々私たちに『良い詩ができた』と言っては奇妙なものを見せてきて、『これがロックだ』と誇らしげだった。
写経が趣味というのは理解できるが、目的もなく難しい漢字を弄ぶ人は、やっぱりヤバい人種としてほどほどの付き合いに留めた方が良さそうな気がする。
もちろんことさらに敵視する必要もないし、してはいけないが、処世術として頭の片隅に置いておいた方が良いかもしれない。