コロナ禍で儲けを追い求める人の傾向は、一攫千金がキーワードになるように感じていた。
まあ、一攫千金といっても先行投資は必要なので、結局はばくち要素が拭えないのだが。
主戦場は転売系に感じていた。
1年前の今頃は、マスクやトイレットペーパーは争奪戦が展開されていた
この場合、市場が盛り上がる直前にその気配を察知して、リーズナブルな価格で商品を調達する必要がある。
そういう意味では、目利き力と決断力とチャレンジ精神がバランス良く求められるだろう、成功したければ。
それ以外にも、補助金や給付金の搾取も一部で流行していた。
この場合は、手続きに精通した税理士など実務のプロが指南役として暗躍していた。
そして、本来受給資格の条件を満たしてない人に、架空のプロフィールをでっち上げさせて受給させるという手法を取っていた。
この場合は、転売系とは違い仕入れは発生せずに、手数料というあぶく銭を手に入れることになる。
わたしが知っていたのはこの程度だったが、今朝になって興味深いツイートが流れてきた。
昔馴染みの経営者から電話。コロナで一儲け。夜逃げした飲食店をそのまま借りる。開業届を出す。直後に閉じる。何もしなくてもひと月120万円~180万円。一口乗らないか?。…やる訳ないだろ!。多分補償対象外だ。例えうまくいっても続かない。後で必ず刺されて終わる。…暗黒面に堕ちたなぁ。 pic.twitter.com/xY7NwLGU5B
— 東証一部社長 (@tokumei_banzai) 2021年4月2日
おそらく、このようにしてなんの実害もないのに補償金を手に入れてる人は多数いると考えられる。
飲食店は苦しんでいて、補償金レベルではどうしようもないという論調の報道が、この手の錬金術の発覚をオブラートにくるんでいるかもしれない。
もしかしたら、政治家はこういう利用のされ方を知った上で休業補償という仕組みを作ったのではないかとすら勘繰れる。
オリンピックも怪しくなってきたし、これまでスポンサーとして国に付き合ってくれた企業や経営者に、国民にはバレないようにお返しをしなければと配慮する動きがあったとしても不思議はない。
バレなければ問題はないのだ。
今は、ただの思いつきを書いてるだけだが、錬金術という観点で世の中を見渡すと、もっともっと不自然な動きが見えてくるかもしれない。
もし、見つかれば続編を書いてみたい。