違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

キーワードの推移だけで協力金バブルが起きていると分かるか?

データの分析には、的を射るような気が利いたキーワードを見つける能力やセンスが大事なのだと感じさせるきっかけになったツイートがあった。

 

 

 

答えは『Google』なのだが、その理由は添付動画に出てくる。

 

 

行動の変化の裏には、データの変化が一足先に起きていたし、データが変化したのはそのために動いた人がいたから。

 

 

データに興味や関心を持つ人は多いが、そのために張ってるアンテナがきちんと機能してるかは結構怪しい。

 

コロナで飲食店に支給されてる時短協力金に関しては、それじゃあ全然足りないという声が当初多かったのに対して、途中からは、小規模な個人店舗に関してはむしろバブルではないかと指摘が出ていた。

 

おもしろいのは、バブルではないかと指摘するのは協力金を受給してる人ではなく、受給してる人の生活を見ている周りの人だということ。

 

協力金を受給していて、それをバブルだと実感している人は同業者同士では話しても、無関係な人には黙っていなければと注意していただろうと思えるが、態度や生活ぶりには表れていたのだろう。

 

 

こういう指摘は、当たってる可能性が大だが、あくまでも結果的にそうなったという類に感じられる。

 

いろいろなことが繋がったとしても、協力金を設けた意図が本当は何だったのかが分かるわけではない。

 

 

現在進行形の中では、変化の真の意味は見えにくく、時間差の後で適切なキーワードで俯瞰して気付けるものだ、一般的には。

 

当事者もしばらく時間が経過して気付くものかもしれない。

 

現在進行形で気付ける人は、すばらしい嗅覚の持ち主だと言えるだろう。

 

 

 

 

データ分析には、適切なキーワードの設定が不可欠で、そのキーワードが時系列でどのように変化し推移するかを押さえることが最初のポイントになるような気がする。

 

そこで、ちょっと試してみた。

 

前から気になっていたのが、コロナ対策で飲食店が苦境に立たされてると言われながらも、小規模な個人店舗に関しては協力金バブルが起きていると言われていたが、その動きをキーワードの変化や推移から感じることができるかどうかを。

 

まずは多様な解釈があるバブルというワードがどのような推移を見せているかを2020年1月1日以降で見た。

 

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バブルというワードは、どのようなワードやトピックと組み合わされて検索されてるかというと、

 

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やはり多様な意味を持ってるようだが、関連キーワードの1位がコロナと組み合わされているのがなんとも香ばしい。

 

GoogleTrendsでキーワードを比較する場合、キーワード間のギャップが大きいと比較として見づらいので、一旦バブルは置いておいて、協力金と時短の二つを比べてみた。

 

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協力金というワードは2020年4月から反応が出てるとともに、当初は時短というワードとの関連は感じられない。

 

時短は、コロナ以前から業務の効率化や働き方改革としても用いられていたので一定の水準がキープされたままだったが、2020年11月以降明らかに時短の話題に少し遅れて協力金が盛り上がっていることが分かる。

 

ここまでのキーワードを同時に比較すると、

 

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協力金の盛り上がりの後にバブルが反応してるように感じられるが、誤差とも言えそうだ。

 

 

そして、おそらく見過ごしてはいけないキーワードとしてGo toキャンペーンも関係してるだろうなと感じられる。

 

ただこれも落差が大きいと比較しづらいので単独で見ると、

 

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最初にgotoが盛り上がったのは7月で、二度目は9月の後半から足掛け二か月。

 

グラフを重ねると、

 

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gotoは、実際の旅行者を増やしたので、リアルな景気を刺激したのだが、gotoが終了すると、不労所得としての協力金が注目されていたと感じられるが、協力金は適用範囲が狭いために関心の度合いとしては小さいこともgotoと比較して感じられる。

 

 

昨日から始まった4都府県での緊急事態宣言を受けてだろうか、協力金、時短、バブルが、揃って上昇に転じたように見えるのはわたしだけだろうか。