IT系の最先端では、泥臭い営業なんて無縁だろうなと勝手に思い込んでいたら、なんとも香ばしいツイートが流れてきた。
週末のいそがしい時間帯にGoogle広告に関する営業の電話があったので「週末のカフェに営業の電話をしてくる方とはお仕事できません」と返答するとすぐに過去に投稿された評価の低いレビューをコピペしたような低評価レビューが報復的に投稿された。なんとも疲れる事態である。 pic.twitter.com/HDvW1Kt9vM
— ツバメコーヒー (@tsubame_coffee_) 2021年5月15日
決して例外的な事例ではなさそうなことが検索すると感じられる。
Google営業担当の人から電話提案内容もそうだけど、こういうのって「Googleが(データ蓄積の意味でも)使ってほしい機能」であって「当該アカウントのパフォーマンス改善に繋がる機能」では無いことが良くある印象。
— 零細企業の事業統括 (@reisai_webtan) 2021年5月4日
従前、電話で営業担当がやっていたことを自動化しようという趣旨なんだろうなぁ。 https://t.co/2St5c1bGHS
いろいろと検索すると、『Googleで働く従業員、特に営業職の人たちは、世界に先駆けて「AIが仕事を奪っていく世界」を体験し「AIとの共存」を迫られている』、などと出てくる。
そういうことをテーマにした記事が2年半前に出ていた。
いまGoogleに新卒で営業として入るほど馬鹿な奴はいない 2018年11月20日
Googleを辞めて別のところで働いている超優秀な人を知ってるんですけど、「俺は人工知能のエサにされてるってことに気づいた」と言ってましたね。
営業の未来とは?と考えていて脳裏に浮かんだのは、オリンピックの未来はどうなるのだろうかだった。
『オリンピック憲章』の「オリンピック競技大会の開催地の選定」には、「将来開催地委員会」という項目があり、「地理的、戦略的、科学技術の面での発展と好機、また経済的、 社会的な発展と好機を考慮し」との記述がある。2020年五輪の場合、東京、マドリード(スペイン)、イスタンブール(トルコ)、バクー(アゼルバイジャン)、ドーハ(カタール)の5都市が立候補した。
https://olympics.com/ja/featured-news/過去の五輪の全開催地一覧-開催地の選定方法は
イメージとしては、開催地への立候補が先でその中からIOCが選ぶというスタイルで、決してIOCが『立候補しませんか?』というものではない。
しかし、東京オリンピックの様子を見ていた世界は、今後は営業かけないと立候補地は現れなくなりそうな気がする。
それともAIが頑張るのだろうか?
AIが頑張る営業の未来のイメージはまったく浮かばない。