違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

投資対象としての大坂なおみにガマンの限界!?

昨日に続いて大坂なおみの話。

 

ブランドとしての大坂なおみ論になるので、今日も敬称はつけない。

 

 

この2〜3日大きな話題になっていたのが大坂なおみの会見拒否宣言だが、大坂なおみの試合棄権で一旦の決着を見せることになった。

 

 

 

 

このような急転直下の展開は予想してなかったが、凡人には分かりづらいシナリオが展開されているであろうことは感じていた。

 

と言うのは、次のようなツイートを昨日見ていたからだ。

 

そして、然もありなんと感じられたからだ。

 

 

 

 

つまり、大坂なおみは投資対象として位置付けられていてもおかしくないし、その意を受けて行動し発言してると言うことだ。

 

 

大坂なおみに続々激励メッセージ ビーナス、ボルトらトップアスリートから届く

女子テニスの世界2位・大坂なおみ(23=日清食品)が1日、自身のSNSで全仏オープン(パリ)撤退と心の病を告白したことに対し、世界のトップアスリートから続々激励メッセージが寄せられている。

 

 

 

詳しくは記事を読んでいただきたいが、名前が上がっているのはいづれもトップを獲った選手だが、全て個人競技の選手でチームという組織の看板を背負ってる人たちではないのだ、スポンサーはいても。

 

凡人には窺い知ることができない世界が、個人プレイヤーの世界にはあるのかもしれない。

 

 

大坂なおみと投資は、一般的には結びつき難いイメージがあるが、こんな事実もあるのだ。

 

大坂なおみ、米女子サッカー強豪の共同オーナー就任「素晴らしい女性たちへの投資」 2021/1/29

「今の私があるのは、私の成長のために投資してくれた女性たちのおかげです。彼女たちなしの人生は想像ができません」とコメントし、出資理由を明かした。

 

 

大坂なおみが重視してるのは女性の目線のようだ。

 

 

 

記事の日付けは新しいが、今回の騒動前に記事化されていたのではと思えるものにこんなものがあった。

 

 「彼女こそ、今スポンサーすべき人物」 世界中のブランドからラブコール! 大坂なおみが引っ張りだこのワケ

 

 

リーバイスのブランド・プレジデント、ジェン・セイはこう話す。

 

「彼女は、私たちがコラボした初めてのプロテニスプレーヤーですが、私たちにとっては、テニスプレーヤー以上の存在です。彼女は、ものすごくパワフルな声を持っています。平等について声を上げるよう、あんなふうにみんなを励ましたのですから。彼女はとても率直に主張します。そうした点を、私たちは気に入っているのです。こちらからしてほしいことを言うだけなら、コラボする意味がありません」

 

 

 

大坂の複数のスポンサーと仕事をしてきたブランド・コンサルタントのシンディー・ギャロップはこう語る。

 

「大坂は第一に、完璧な“ストーム(魅力的な女性)”です。そして彼女は素晴らしいアスリートであるだけでなく社会正義に対する強い信念を持っていて、常に自分の考えを述べる準備ができています。

 

また3つ目のポイントとして、大坂は女性です。そして4つ目に、彼女は白人ではありません。こうした言い方をするのは嫌なのですが、彼女はまさに多様性を絵に描いたような存在なのです。彼女は、すべての条件を備えています。ブランドマネジャーの考えが聞こえてくるようです。『彼女こそ、今スポンサーすべき人物だ』と」

 

 

 

大坂なおみの周りには魑魅魍魎のように投資に絡んだ話で溢れているのだ。

 

 

このような流れから会見拒否宣言が出たというのは容易に想像がつく。

 

そして、シナリオ通りだったならば、世界中から称賛の嵐が巻き起こり、大坂なおみはある種のカリスマの頂点に君臨する予定だったはずだ。

 

 

 

今回の騒動の落とし所として、自身がうつ病であることを告白してるが、大坂なおみに投資してる筋からすると、商品価値を保つためにはそうするしか案が浮かばなかったのかもしれない。

 

 

今回の騒動は、大坂なおみを快く思わない筋がガマンの限界を迎えたから起きたのかもしれない。

 

 

コロナ以外でもガマンの限界は起きているようだ。