違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

もしかして大坂なおみって賞味期限切れ?

今年5月の全仏オープンの棄権以降、すっかりただの炎上芸人になったように感じられるのが大坂なおみさん。

 

フランスの日本人差別に無反応だった大坂なおみさん、イングランドの黒人差別には速攻で抗議表明してしまう 2021/7/14

日本人差別発言をしたサッカーフランス代表FWウスマヌ・デンベレ(24)らの騒動にコメントしないことへの不満が多く書き込まれていた。

 

 

その前日にはこんな話題も出ていた。

 

“大坂なおみ選手のバービー人形”米で発売 7月13日

 

即日完売らしいが、ネットやTwitterを検索すると買ったのは転売屋かなとしか思えない、それなりの反響は感じられるがポジティブな反応にはいいねもリツイートも少なく、寄せられてるリプはネガティブなものが多いように感じた。

 

 

 

センシティブな人種問題や差別問題には嬉々として参戦するが、テニスや自身のことを聞かれるとうつ病が発症するという特徴から、その行動はサスティナビリティが欠けているという指摘も多い。

 

だからだろう、こんな記事も。

 

大坂なおみ「五輪後に引退」の可能性 テニス界のレジェンドも懸念  7/14(水)

若い女性に多いのですが、好きなことやうれしいことをやっているときは元気で明るくなるのに、仕事など嫌なことになると落ち込む『気分反応性』が認められます。

 

 

上記のようにたまには話題が出てるのだが、ポジティブネガティブ含めて盛り上がってる感じもしない。

 

Google Trendsで見ると、日本だけでなく世界でも大きな大会で活躍した時だけ反応が顕著だという特徴がある。

 

過去5年の反応を見ると、

 

Google Trends『大坂なおみ』直近5年 世界



2019年1月全豪オープンで優勝し、世界ランキング1位になった時は世界でよりも日本での反応が大きかったことが分かる。

 

日本での反応が大きいことは5月のパリオープンの頃まで続き、この頃はパリで錦織圭選手とディナーを楽しんでいたことなども話題になっていて、好意的な反応が続いていた。

 

 

直近1年で見ると、

 

Google Trends『大坂なおみ』直近1年 世界



世界の反応に比べて、日本の反応のフェードアウトがどんどん早くなるように感じられる。

 

もともとネガティブな印象を与えることが多いのだが、ネガティブな印象に付き物の反発も日々薄らいでいるように感じられる。

 

過去90日で見ると、

 

Google Trends『大坂なおみ』直近90日 世界

 

 

全仏オープンの棄権はネガティブな話題として盛り上がっていたように感じていたが、世界ではともかく日本ではもうあまり相手にされない話題のように感じられる。

 

まもなく開幕の東京オリンピックだが、大坂なおみさんに関してはまるで話題になっていない。

 

根強いアンチが多いと感じていたが、アンチも離れてしまったのかもしれない。

 

 

覚えているだろうか、今年2月オリンピック組織委員長だった森喜朗氏が辞任に追い込まれた直接の原因はNBCの『森氏は去らねばならない』という発言を受けてだったということを。

 

ではNBCはなぜそんなことを言ったかというと、大坂なおみさんが森氏の言動を性差別だと非難し、それが話題になったことを受けてだ。

 

 

その発言力がすっかり消え失せたように感じるのは私だけだろうか?

 

 

東京オリンピックでの活躍次第では発言力の復活もあり得るかもしれないが、もはや賞味期限が過ぎてしまったようにも見えてくる。

 

個人的には東京オリンピックで注目したいのは大坂なおみ選手だ。