小山田圭吾という名前を聞いたことはあったが、よく知らない人物だった。
ミュージシャンであることも知らなかった、数日前までは。
いきなり炎上したことで嫌でも目に止まるようになった。
炎上した理由は検索すればわかるし、あえて書くと不快になるだけなので書かない。
この炎上に対して真正面から向き合うこと以外に、少し斜めから見てみたいという思いも芽生えていた。
私がよく知らない小山田圭吾なる人物は世間ではどの程度の認知度なのだろうか、そしてその認知度は今回の炎上でどのように変化したのだろうかという興味になっていた。
そこでGoogle Trendsを見てみた。
検索可能な2004年以降で見ると、一昨日(17日土曜)に見ると、昔の方がよほど検索されていて、想像とは違った反応だったのでその時のグラフはキャプチャーしなかった。
そして、今日(19日月曜)の朝にもう一度Google Trendsを見るとこうなっていた。
2日前とのあまりの違いに驚いてしまった。
グラフの左側の小さな山の方が圧倒的に大きな山だったからだ。
何処を境目にこんなに変化したのだろうかと、さらに時間を絞って見てみた。
直近1週間。
きっかけは日曜の10時にあるのだ。
さらに直近1日で見てみると。
これを見るとわかる人はすぐにピンとくるだろうが、サンデージャポンのせいなのだ。
昨日、小山田圭吾の話題の多くはサンデージャポンでの取り上げ方が目立っていた。
ゲスト出演のカズレーザーの考え方に同意する声が非常に多いのに対して、司会の太田光の小山田圭吾擁護に終始する態度に不快感を感じる声が非常に多かったのだ。
私はリアルタイムでは見てなかったので、夜にYouTubeで見たが世間の反応は間違ってないなと感じられた。
私には、太田光は自分の意見を言っているのではなく、誰かの意を受けて発言してるように見えた。
直近1日の場合の、関連するトピックやキーワードとしてはこのようになっていた。
今朝になって再度盛り上がったのは朝のテレビで取り上げられたりや昨日の余韻を引きずってのもので新しい何かが出てきたわけではなさそうに感じる。
昨日のサンデージャポンでの太田光の発言には無理を通せば道理が引っ込むを感じていたが、そんなことをすればどうなるかはわかっていたはずだとも感じられると、わざとあのような発言をすることで世間の怒りを煽り立てたのかもしれないとも思える。
小山田圭吾の擁護をする太田光の声は気持ち弱々しく自信なさげで、いくらなんでもこれは無理があるなと思いながら言っていたようにも感じられる。
ただ、いずれにしても太田光のせいでというかおかげでというか、小山田圭吾の知名度は全国区になってしまったことだけは間違いないだろう。