YouTubeを見てると、高倍率のコンデジで撮る白黒写真は味があるとプロカメラマンが言っていた。
普通だったらマイナスにしかならない絶対的に不足する性能が味を醸し出すと言っていた。
それが本当なら試さない手はないが、詭弁と紙一重のようにしか思えないと感じる冷ややかなもう一人の自分もいた。
これまでいろいろな設定を試したが、どこかで絶対的な性能の壁を打ち破れなかった。
ただし、試したのは全てカラー設定の場合だけだ。
プロカメラマンは、撮影したデータをソフトで白黒に変換していたが、わたしはカメラに内蔵の白黒設定で試した。
使用カメラはキャノンのsx720hs 。
この場合、ほぼ全てフルオートの設定しか選べず、試したのは夕方6時過ぎで日は落ちてからで街灯や車のヘッドライトの関係で露出補正(–2〜+2)の–2を選択しての撮影を行った。
性能は高くないので昼はともかく夜はまるでダメだった、これまでは。
以下は同じ場所から広角、ややズーム、さらにズームと3種類を試したもので、過去にカラーで試した時にはガッカリしたものしか撮れなかった被写体。
2車線のバス道路を挟んで撮影したセブンイレブン。
同じく2車線のバス道路を挟んで少し離れて撮ったガソリンスタンド。
公園の水飲み&手洗い場。
公園の時計。
池の対岸のマンション。
住宅地内の2車線道路を挟んでの自販機。
住宅地内の公衆電話ボックス。
いずれもカラーで撮るとうんざりするような写真にしかならないのに白黒だと十分に鑑賞に堪えるようで個人的には大満足。
自分で撮る写真にイマイチ満足できない方は白黒を楽しむという手もあるとおススメしたい。