話題になってるニュースがある、目にした人も多いはずだ。
「マスクせえや言わんかったら」 暴行受け半身不随、男性の後悔 12/15(水)
「迷惑をかける人を許せなかった。今は注意しなければよかったと思う」とも話した。
話題になってるのは、このニュースに接して何を感じたかについてだ。
このニュースの場合、目に付くのは被害者を責める声や自業自得だと切り捨てる声の多さだ。
声を上げるのはノイジーマイノリティで少数派だというのが世間の相場だが、この件では『責められるべきは加害者であって被害者ではない』という声の方が少数派に感じられる。
海外在住の日本人の方にはこのように映ったようだ。
日本人て、案外、他人に冷たいよ。 https://t.co/uzj8jqybo6
— TrinityNYC (@TrinityNYC) 2021年12月15日
そのリプにはこのようなものもあった。
韓国人の友人が、「日本人は親切だけど、優しくない」と言ってた言葉が今でも心に残ってます…
— くるり@2021中受済と@2025中受予定 (@hanu_pan) 2021年12月15日
このような日本人の特性は、日本に住んでる日本人よりも、第三者的に日本や日本人を俯瞰できる立場の人がより気付きやすいはず。
他人に冷たかったり、親切だけど優しくない、という振る舞いは、俗にいう島国根性や忖度や空気を読みながら生きてると言われる日本人像と見事にリンクする。
裸の王様を見て、『王様は透明な服をお召しになってます』と躊躇なく言えるのだ。
日本に住んでる日本人だってそんな特性に気付いてる人は大勢いるが、空気に逆らって自分が生きづらくなるのも嫌だという思いを抱えてるかもしれない。
次のも昨日の話題。
第一報を見た時は急転直下良い形で解決したのかと感じてしまった。
“#なぜ改ざんは行われたのか”
— 報道ステーション+土日ステ (@hst_tvasahi) 2021年12月15日
真相の究明を求め、自殺した赤木俊夫さんの妻・雅子さんが国と元理財局長を相手に起こした裁判
関係者の証人尋問もまだ行われていない段階で、国は雅子さんの訴えを認め、1億1000万円の賠償金を支払う手続き→これにより国との裁判は“終結”へhttps://t.co/wvrQDYafDs
しかし、これは『金はくれてやるから、これで終わりだ』という捨て台詞のような解決だったのだ。
【#森友公文書改ざん 突然の幕引きに「ふざけるな」】
— 報道ステーション+土日ステ (@hst_tvasahi) 2021年12月15日
自殺した近畿理財局の元職員の妻が、
国と当時の理財局長に対して1億2000万円あまりの賠償を求めた裁判
当初、国は請求の棄却を求め争うも、一転して賠償請求を受け入れる手続きへ
→関係者の証人尋問などないまま国との裁判は終結へ#報ステ
最近のツイートの中にも今の日本人を感じさせる話がすぐ見つかる。
オカンがスーパーの駐車場で派手に転んだらしいんです。
— ゲタ子🌵砂漠🇺🇲息子と日本へ亡命中🇯🇵 (@getako22) 2021年12月14日
周りに人はいっぱいいましたが、学生っぽい男の子だけしか駆けつけてくれなかったと聞いて、
私の住むアメリカの田舎と比べてしまいました。70のオカンが転んだらきっと皆助けるもん。
「日本人は親切」ねぇ…
大変でしたね。
— 司朗 (@sacchan20042000) 2021年12月14日
大丈夫でしたか?
日本に一時帰国した時上野の駅で重いトランクや手荷物持って階段から落ちた時、だぁれも助けてくれませんでした。
ドイツなら絶対誰か直ぐ助けてくれるのにな、って悲しかった。
落とした財布は届けられるかもしれないが、目の前で困ってる人がいても優しくせずに冷たく突き放すのが今の日本や日本人だと心得た方が良さそうだが、それが分かってるからこそ優しくしないし冷たくするのかもしれない。
なんだかなあ〜。