週刊誌はスクープが命。
その花形はスキャンダル。
おぞましいまでに丸裸にされるので、世間を賑わす話題に関してはそこまでやらなくてもというケースも少なくないが、昔と違って今の週刊誌は真実のスクープが多いので、メディアとしては信頼を勝ち得てるといえるだろう。
そういうところには、きっと情報も集まるはずだ。
特に目立つのが週刊文春で、そのスクープは文春砲とも呼ばれる。
GoogleTrendsで文春砲と検索すると、文春砲という呼び方が認知されて定着したのは2016年からだと分かる。
ちなみに、この時期に何がスクープされていたかと調べると、芸能界のベッキー不倫事件に始まり、甘利大臣の口利きの見返りの現金授受や同じく議員の宮崎謙介氏の不倫と2016年は年明けから立て続けで、さらにこの2件の不倫は共にキーワードが『ゲス不倫』とインパクト大だった。
そんな文春砲だがソフトなものもあるのだ。
おいらも、ついに文春砲の被害者に。。。 https://t.co/XyKnqAccfs
— ひろゆき, Hiroyuki Nishimura (@hirox246) 2022年1月2日
しかし、やっぱり本命はハード路線。
神田沙也加 恋人の罵倒音声「もう死ねば。みんな喜ぶんじゃない?」#週刊文春https://t.co/HjmGgVAuyc
— 週刊文春 (@shukan_bunshun) 2022年1月5日
この音声を文春はどのように入手したのか、というよりも誰が録音し文春に持ち込んだのか、そちらの方がゲスの興味をそそる。
有る事無い事嘘ばかり書いたり、小さなことをとてつもなく大きく煽るのが週刊誌だったはずなのに、新聞やテレビが真実を正しく伝える能力を失うにつれて、偏ってるとはいえ週刊誌が真実を残酷なまでに伝えるようになっていることは、きっと時代の必然があるのだろうと感じている。