違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

日本人の善や正義と悪のパラドックス

善と対立するのが悪。

 

悪と対立するものには正義もある。

 

では、善と正義はというと、似てるようで違う。

 

そんなことを感じる話。

 

 

 

 

ウクライナと同じことが日本に起きたら?

 

 

「日本人はアメリカによる占領しか知らない」「抵抗をやめれば、待っているのは虐殺のみという経験がある」…“義勇兵”に志願した日本人とウクライナ人が語る、本当の“平和”

EXITのりんたろー。は「日本では“国を守る”とか、“国のために戦う”といった感覚がすごく薄い気がするが、世界的に見ればそういう国は珍しいと思う。

 

 

この二つの話には、大元に共通する臭いが感じられる。

 

悪を嫌うが故に、善や正義の類似概念を対立させてしまうのだ。

 

日本人の癖かもしれない。

 

潔癖であることを自分や他人に求めるくせに、その割には『嘘も方便』、『時と場合を弁えて』と、薄汚れた行動を平気で取る。

 

第二次世界大戦で懲りたからかもしれない。

 

『国やお上が言うことは嘘ばかりだ』と。

 

後ろ指を指されないようにルールや法律を守ろうとするが、ルールや法律を愚直に信用したら不都合や損が多いことをどこかで悟っている。

 

たぶん、本当のピンチの時に日本人は一つにはなれないだろう。

 

だからこそ少数で良いから一つになれる仲間がいることには価値がある。