違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

自己責任を押し付けられた猿は虚しく笑うだけ

日本の幸福度ランキングは54位と書いてる記事があった。

 

 

 

トップはフィンランド、2位はデンマーク、日本は54位だった。おととい国連の関連機関が発表した今年の世界幸福度ランキングの結果である。146の国や地域のなかで日本の順位は昨年より二つ上がったものの、先進国では最低レベルだった

https://www.asahi.com/articles/DA3S15239454.html

 

この順位に意味があるとは感じないが、幸福とはどういう状態なのかは知っておいた方が良いはずだ。

 

 

こんなツイートがあった。

 

 

 

この中に、『日本人はあまり笑っていないし、いつも何か心配事があるような顔をしている』とあるが、個人的には『笑ってるのに笑い方が不自然な人が多い』ということも付け加えたい。

 

いわゆるお愛想笑いやお追従笑いとも通じる無理矢理笑ってる感が強く、周りの無関係な人にも見てるだけで虚しさを感じさせるような笑いが昔から日本人には多い。

 

楽しくなさそうなのは明らかなのに、笑えるのは病気以外の何者でもない。

 

一方で笑いの効能をアピールする話も多い。

 

笑うことは、それが無理矢理であっても、どんなに不自然であってもナチュラルキラー細胞を活性化し身体にも精神にも良く、ガン細胞を死滅させるなどとも言う。

 

しかし、日本人に多い不自然な笑いをする人を見ると、その人の身体や心はガン細胞に蝕まれているような気がする。

 

 

日本人の笑いはいつからおかしくなったのか?

 

そのルーツは吉本興業だと感じる話を以前ビートたけしが言ったことがある。

 

 

芸人の起こした不祥事に対する謝罪を受けての話。

 

 

 

 

この話は以前はあまりわたしの心には響かなかったが、今は結構深いことを指摘していたなと感じられる。

 

 

笑い方が変な人が抱えるストレスが分かるような気がする。

 

猿回しの猿を演じているだけなのに守ってもらえず、それどころか自己責任を押し付けられてるのだからストレスを抱えて当然だ。

 

 

猿を演じることは構わないが、同時に自己責任を押し付けられるのは勘弁して欲しい。

 

自己責任を持つならば、猿を演じてはいけない。

 

 

妙な自己責任を押し付けられてる人の笑いは変になる。