違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

敵は誰だ?

興味深いツイートがあった。

 

 

 

この論文はPDFで公開されており下記のサイトからダウンロードできた。

 

 

https://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/hermes/ir/re/9506/HNshakai0004200330.pdf

 

 

このPDFにはツイートの図も載っている。

 

著者は、この論文の後も格差や階級をテーマにしていて最近では次のようなものもある。

 

 

 

 

上記でリンク先を紹介した論文が書かれたのは約20年前。

 

それからの20年でグローバル視点では日本自体が没落してるが、国内事情だけに目を向ければ、おそらく事情はあまり変わってないはず。

 

この20年で変わったことといえば、この場合はITやスマホというわけではない。

 

それは、株主重視が進んだことと、株主や投資家に外資が増えたことであり、グローバル活動する企業に国際会計基準が適用されたりと、旧来の日本流が通用しなくなったことが大きいだろう。

 

外で日本流が通じないならば、内側はガチガチの日本流で固めるのが日本流のはず。

 

だとすると、格差や階級は加速することはあっても一億総中流などには向かわないはず。

 

一億総底辺になるかもしれない中で、人々がどれだけ連帯できるかは疑問だ。

 

投票率すら上がらないことがそれを示している。

 

そんな時どうすれば良いか?

 

みんなで良い思いができるわけではないが、自分さえ良ければでは虚しいはず。

 

 

 

ウクライナとロシアの戦いが参考になるかもしれない。

 

モチベーションは大事。

 

武器は必要。

 

それ以上に作戦が大事。

 

嘘やデマを含めての情報戦が展開されるというのは、現代流のゲリラ戦であり接近戦で、物量で圧倒するというよりも賢さが問われる。

 

 

最大の問題は、敵は誰かであり、誰を敵に設定するかだ。