すっかり定着した感があるアウトドアブーム。
定着したならばもはやブームではないが。
そんな動きは検索でも感じられる。
個人的にはアウトドアはサバイバル知識を増やすだろうから、災害国日本ではそれなりに意味があると思っていた。
しかし、アウトドアブームはサバイバルというよりもBBQに向かい、それもマナーやルールを守らない方向に向かい、一部の人だろうとはいえゴミ問題や火の始末など管理者や近隣住民との間でトラブルが絶えない。
昨日GoogleTrendsでアウトドアとリンクしてそうなキーワードを探して遊んでいたらグランピングがおもしろいなと感じられた。
グランピングを一言で説明するとラグジュアリーなアウトドアとなり、本来のアウトドアにサバイバルなニュアンスがあるとすれば、グランピングにはサバイバル要素は皆無と言えるだろう。
検索レベルでのグランピングの登場は2015年に入ると同時くらい。
今やアウトドアといえばグランピングなくらいだ。
最近自治体も既存の施設をグランピング向けに変更するという話もちらほら耳にする。
だからだろうか、次のツイートのようなことは当然のように起きる。
熊本地震後、避難所で一度怒ったことがあった。
— 鈴木田 (@aikyousinbun) 2022年4月16日
自治会
『温かい飯がない』
俺
(はい、3,000人分の食糧)
自治会
『水がない』
俺
(はい、1000リットル)
自治会
『米を炊く人がいない』
俺
「おい!避難所の中には人しかおらんだろ!若い男もいっぱい寝とる!協力させろ!何でも無い無い言うな!」
南海トラフ大地震や関東大震災、次の大災害は秒読み段階だが、被災者がラグジュアリーな被災者ライフを望んでいるとしたら大間違いなのだが、そのことに気付くのは災害が起きた後なのだろう。