MTB(マウンテンバイク)を買って一週間。
やっぱり買って良かったと実感できているので、どこが良かったかを自分自身で再確認するために書いてみた。
買ったのは、Kona kahuna。
良かったのは大きく二点。
- スピードを出さなくても楽しい
これは結構重要な点で、それなりの自転車に乗っていてかつ体力の充実を感じていると競争心は自然と芽生えるのだが、勝手に上昇するアドレナリンのせいでTPOを弁えない走りをしがちで、社会の迷惑にもなるし、他人を危険に巻き込むだけでなく自分自身だって結構ヤバいのだ。
こんなこと嫌というほど頭では理解できているのにMTBに乗り換えるまでは実践できなかった。
- 知らない道や坂道や遠回りを意識して選ぶようになった
ただスピードを出さないだけでは年寄りっぽくなっただけだが、その代わりというか、結果的には乗り換える前には予想もしてなかったのだが、人や車が少なそうな道を自然と選ぶようになり、結果馴染みのない道や遠回りを選びなおかつ坂道も意識して選ぶようになった。
比較的軽めのギアを多用し、ギアを上げてスピードアップしたくなったらスピードを上げる代わりに、知らない道や普段通らない道に入ったり、意識して坂道を選ぶことでスピードを上げなくても楽しめるし、運動にもなってることが実感できている。
この二点は別にMTBじゃなければできないことではないのだが、これまでやろうとしてもできなかった。
じゃあなぜMTBにしたらできてるのかというと、一言でいうと多分似合っているからだろう。
まだ楽しめてはないが、未舗装路も楽しめるようになりたい。
幹線道路の車道を走っているとこれまでは抜かれると悔しかったのが、今はまったく悔しくない、短期間でこのような変化を遂げられたことが自分のことながら不思議。
他人とは競わないけど自分なりの楽しさのツボは外さない、これまでできそうでできなかった。
自分の楽しさは追い求めたいが、その気持ちの延長線上にトラブルの予感があるのはこれからの時代には似合わない。
自転車が好きでスピードに魅了されてるけどそんな楽しみ方は持続可能性が低いと感じてる人はMTBを選択肢に加えてはいかがだろうか。
新しい扉が開くのは間違いない。