違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

乗りやノリを縦から横へシフト

新しい愛車Kona kahunaに乗りながら、運転している自分の影を見ながら、そんなつもりはないのに身体が左右に動いていることに気付いた。

 

影の動きを見なければ気付かなかったであろうことからすると、今までもそういう動きをしていたのだろう。

 

しかし、MTB(マウンテンバイク)に乗り換えて気付いたのでMTB的な身体の使い方に思えてしょうがない。

 

ちょっと検索すると、似たような指摘をする意見が多いことが分かる。

 

それらの意見を総合すると、MTBは横乗り系ということになるだろうか。

 

横乗り系とは、両手を左右に広げてバランスを取るスポーツで、サーフィンやスノーボードやスケートボードがその代表格。

 

余談だが、Twitterなどでは車の助手席に座ることを横乗りと表現してる人も多いが、もちろん今話題にしてる横乗りはこれではない。

 

二本の手と二本の足を使う人間の身体の動きは常に捩れを伴うので、横乗りだからといって純粋に左右の動きだけではなく、常に前後の動きも上下の動きも発生している。

 

それを踏まえても、横乗り系と呼ばれるスポーツや身体の動きはバランス重視と言えるだろう。

 

一方で、前後や上下の動きが目立つ場合にはバランスというよりもパワー重視となるのかもしれない。

 

このように考えていると、音楽にも縦ノリと横ノリがあったなと思い出した。

 

ざっくりとしたわたしの理解は、ビートにノって縦に身体を動かすのが縦ノリで動きは早い、それに対してグルーブに身を委ねるのが横ノリでムーディでエロい動きになりがち。

 

当然ながら、縦ノリと横ノリでは音楽のジャンルがまったく違う。

 

縦乗り横乗り、縦ノリ横ノリ、と取り上げるとスポーツや音楽芸能に関係したものと限定しがちだが、実は政治や経済にも当てはまることかもしれない。

 

時代は横乗りや横ノリにシフトしてるのではないだろうか?

 

いろんなものがガラパゴス化する日本だが、それは縦乗りや縦ノリを『動かざること山の如し』とこだわり過ぎてるから起きてることのように思えてくる。

 

 

わたし個人に関してだが、Kona kahunaに乗り換えるまで抜いた抜かれた、勝った負けたという思いが強かったが、それが全く無くなって、そのことが横乗りや横ノリへの価値観のシフトが生じたことにあるような気がしてる。

 

自分は縦型人間で、そんな自分を変えたいと思ってる人がいたら、横乗りや横ノリを意識するのは良いキッカケになるのでおススメしたい。