違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

安倍晋三氏が繋ぎ止めていたものが壊れて行く?

安倍晋三氏が選挙応援の演説中に射殺された。

 

その後の報道を見ていて一つの疑問があった。

 

未来の歴史の教科書では間違いなく暗殺と表現されるはずなのに暗殺と報道されないことだ。

 

例外が無いわけではなく一部海外メディアで暗殺と取り上げられていることを伝えたりはしていたが、明確に積極的に暗殺と用いるのはネットメディアや個人だけに見える。

 

Googleで『安倍晋三、暗殺』で検索すると、

 

 

テレビを含めた旧メディアが積極的に暗殺と用いないことになんらかの意図があるように感じ、裏読みをしたくなる、ボクの悪いクセだ。

 

これから何が起こるのか?

 

もしかしたら誰かが描いたシナリオ通りに事態は進行してるのかもしれないし、全くの想定外が起こったことで今後が読めない状態なのかもしれない。

 

外野の一般大衆の一人として今後を予想しても罰は当たらないだろうと思い、このブログを書いている。

 

 

 

こんなタイトルの記事があったのは2日前、事件の前日。

 

安倍晋三元総理を怒らせた自民大阪府連 「最大派閥の長たる自分を蔑ろにするとは」 7/7(木)

 

安倍氏が気分を害するのも分からぬではない。

が、この関係者は弁明しきり。 「安倍さんを軽んじたわけではありません。目前の参院選を無事にやり過ごせば、総選挙も参院選もない“黄金の3年間”が到来します。ただ、その間に岸田総理が解散を打てば、候補者の公認権は党総裁を兼ねる岸田さんが握るわけです。清和研の前議員らも岸田さんの不興を買うわけにいかず、非清和研の元議員らも“ここは総理を呼ぶのが筋”と言って譲らなかった」

 

 

 

※この記事のリンクは消えるかもしれないので興味ある方は一読を、おもしろいです。

 

 

安倍晋三氏が亡くなられた後のキーワードは最大派閥ではないかと感じてる。

 

パワーハラスメントを数段激化させたパワーゲームや権力闘争が展開されてるのが政治の世界。

 

パワハラが嫌だなんて言ってる一般大衆には想像できないパワハラのSMショーが政治の世界なのだ、政治家とはそんな倒錯した世界が好きで好きでしょうがない人の集まりなのだ。

 

 

わたしが最も関心があることをタイトルにした記事があったが、わたしを満足させてくれる内容ではなかった。

 

 

安倍晋三元首相の急逝で懸念される「最大派閥・清和会」の行く末

懸念されるのは最大派閥・清和会の次期会長次第では派閥再編の動きのトリガー(引き金)となって、岸田首相の政権運営に支障を来すことである。首相周りには危機管理マインドがある木原誠二官房副長官(政務)を始め、栗生俊一官房副長官(事務)、秋葉剛男国家安全保障局長、嶋田隆首相首席秘書官などがいるので、この危機を何とか打開してくれるはずだ。

 

 

梅雨明けが例年よりも早かった今年は一部の地域では水不足が懸念されていて、大きなダムが乾燥してひび割れた湖底を露出させている。

 

全然無関係なこの映像と脳内でシンクロしたのだ。

 

 

 

安倍晋三氏が自民党という水を堰き止めていたダムのようなイメージが浮かぶのだ、水不足とは真逆のダムの決壊をイメージするのだ。

 

上記で書いたようにこの場合のダムの水は、パワーゲームが大好きな暴れ水なのだ。

 

一般のダムのような穏やかな湖面ではなく、いつ津波が起きても不思議はないダムなのだ。

 

 

ダムの堤防は、水が穏やかであれば短期間だと堰き止め可能だが、すでにヒビは入り始めてるはず。

 

水の穏やかさに期待して延命を図るのか、それとも補強をするのか、あるいは別のダムに水を逃すのか、選択肢はこの位だろうか。

 

明日の参院選の結果次第かもしれない。

 

マスコミの論調では、弔い合戦効果で自民党に追い風という説が大勢だが、ここでも想定外の発砲が起きるかもしれない。

 

そうなればヒビ割れ始めたダムは補強するどころではないし、別のダムに穏やかに移し替えるという時間すらない。

 

明日が楽しみだ。