違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

中途半端な上昇志向なら無い方が良い!

宗教や投資に絡んでの自己破産や破綻の話題が再燃中だが、なぜ同じことの繰り返しが後を絶たないのだろうか。

 

こういう時は分かりやすく図解するものがあると役に立つが、探すとあった。

 

 

これをベースに解釈は広がるようで、次のようなものもあった。

 

 

 

繰り返される理由として、入会者のメリットとして挙げられている項目が大きいのではと感じた。

 

上記の図では、それぞれ一項目だけが書いてあるが次の二つが両立すれば投資や宗教以外の分野でも同じような目に遭うのかもしれない。

 

①集団帰属意識

 

②脳内快楽物質分泌

 

 

集団帰属意識はマズローの欲求五段階の三段目の社会的欲求そのものでもある。

 

 

https://motivation-up.com/motivation/maslow.html

 

 

この図を見るとなんとなくイメージできるが、中流を維持しさらに上を望む気持ちが諸悪の根源なのだ。

 

最近の中流意識はより低次にシフトしてるはず。

 

集団帰属意識や脳内快楽物質が価値を持つのは、上昇志向のせいだ。

 

一見悪いことではなさそうだが、集団帰属意識が実感でき、さらに脳内快楽物質が分泌されると、いつの間にか依存や中毒にすり替わることが怖いのだ。

 

 

始まりは、好きで積極的な自分の意思で始まったかもしれないが、気が付いたらそこは底なし沼や蟻地獄の穴の中になっているのだ。

 

そこから抜け出すためには持ってる全ての運を使い切るくらいの努力や頑張りが要求されるとなると、心の自己破産すら起こり得るだろう。

 

集団帰属意識や脳内快楽物質は、幸せになるために必ずしも必要なものではないが、心が自己破産すると確実に不幸になる。

 

上昇志向も考えものだ。

 

中途半端な上昇志向なら無い方がむしろ良いはず。

 

 

そのためには、独りになることを嫌がらないことだ。