わたしの環境では気が付いたら減っていた(たまたまわたしが目にしてないだけかもしれないが)ので忘れかけていたが、世間ではまだまだ違法な電動自転車(アシストではない)は多いようだ、というよりも増えているのかも。
見たことのないロゴのフードデリバリー自転車が交差点に止まっていたのだけど、バッテリーから大量のケーブルが這い出ていて、直接スマホとかに給電している?っぽくて二度見。そして信号が変わったら漕いでもいないのにすごい速度で走り出して三度見。違法改造電動(アシストじゃない)自転車?
— 達也 (@tatsuya0324) 2022年7月26日
バッテリーとモーターさえあれば電動化は自動車でも容易にできるので、街の整備工場でもメーカーになれると言われているくらいなので、自転車だってサイズ的に適合するユニットが入手できるなら工作が得意な人だと驚くほど簡単に違法改造はできるだろう。
決して安全な代物とは言えないが、メカ知識のある者が整備も修理も自己完結できるなら事故さえ起きなければ社会に溶け込むだろう。
少し最近の事情をTwitterから拾って遊んでみた。
当然ながら、社会の迷惑として存在してることが分かる。
フードデリバリーのアジア系外国人がパンク修理にやってきた。
— サトウサイクル65周年さとうじてんしゃてん (@zitensha) 2022年7月27日
多分並行物のG社のMTBに、後付けのアシストのドライブユニットが付いている。
直してと言うが、
「こんな違法な自転車直すわけないでしょ、違法だよ、違法。」
話が通じずキレ気味に話すと帰った。
聞いてもないのにD前館だって。
本日淀川走ってたら件の違法改造電動アシスト自転車と思われる自転車を発見。
— やぶーん (@myosotis_sco) 2021年2月28日
後ろから追跡したけどめっちゃ早かった( ゚∀゚)。あれなんキロまで出るんだろう。 pic.twitter.com/vFYuuySJbX
速度に言及してるツイートもあった。
電動自転車のリミッターカット(リミッターカット+加速ブースト違法改造)で、平地時速50キロ超えるって、けっこうやばいと思う。
— Y@無所属 (@UberEatsJPNTYO) 2021年10月18日
台湾嘉義で移民署が電動自転車の違法改造工場を摘発、インドネシア人5人を検挙という報道。制限速度30キロの電動自転車を100キロ出るように改造していたそう:外籍移工瘋改車還要辦競速賽 移民官查獲非法改裝工作室 https://t.co/q6o5fj72DX pic.twitter.com/3WWrsBzFGI
— OfficeShibata (@officeshibata) 2022年7月2日
どうやら、電動自転車を取り巻く環境が無法化してるのは日本だけでなく、本家でものようだ。
「参加した実習生からは「ルールが厳しい」などの感想が聞かれた」。台湾でも外国人労働者の電動自転車の違反や違法改造が問題になっているが:目立つ違法走行、ベトナム人技能実習生の「ペダル付き電動二輪車」に警告 https://t.co/lS1FjEekhC pic.twitter.com/UChO38t74I
— OfficeShibata (@officeshibata) 2022年7月1日
当然ながら無法化した本国から日本に来た外国人が『郷に入っては郷に従う』わけがない。
むしろそれを真似する日本人が増えるはず。
無秩序と自由と違法は隣り合ってることが実感できると共に、取り締まりはどうなってるのかという疑問も拭えない。
次のツイートは6年前のもの。
フル電動中華自転車を取り締まらないわけを中の人から聞いて戦慄した。「ほら、改造車になるでしょ?保安部品ついてないし。で、無免許運転になるじゃん?捕まえたら違法改造と無免許で一発強制送還なわけよ。今、うち(日本)とややこしいじゃん?捕まえちゃうと、ね?だからできないのよー」 は?
— タケモトヒロタカ (@takebowtune) 2016年6月3日
どうやら無法化の背景には政治が絡んでの国際間駆け引きがあるようだ。
自転車ですらもいまだ免許も無く躾のされてない走り方が平然とまかり通りそこいらでアシストリミッターキャンセルした違法改造の”電動自転車”が走り回ってるのすら取り締まれないで野放しなのに、電動キックボードもそこに追加とかどうなることやら。
— ゆら@WFはまたいつか (@yura_greycube) 2021年12月23日
さて、外国人にとっての本国の事情はというと、適用される法律はあるようなのだ。
免許がなくても運転できる電動自転車。手軽さから老若を問わず人気がありますが、重症・死亡事故が増加しているため、10月1日から取締りが始まります。ノーヘル運転は300元、スピード違反(25キロ超)は900元〜1800元、違法改造は5400元以下の罰金です。電動自転車に乗る時はヘルメットを忘れずに。 pic.twitter.com/4KTc8nsjSX
— きいろのあひる (@kiironoahiru) 2019年9月29日
しかし、実質が無法状態であれば問題はエスカレートするばかり。
電動自転車火災
— 願い星 (@wishstar_Hope) 2022年2月27日
Yahooニュース
【東方新報】2022.2.27 17:01
「電動自転車火災」でまた3人死亡 中国で年間1.8万件発生https://t.co/MWl14U4iSr
スピードを上げるため違法改造したバッテリーからの出火が多いことから、違法改造の取り締まりを強化する。
ちなみに電動アシストではないフル電動は、自転車と命名しても日本では法律上は自転車ではなく原付扱いになる。
当然免許がいるし、法律も原付が適用される。
<参考>
フル電動自転車・電動キックボードを違法に運転した場合、違反点数や罰則金などについて
政治を取り巻く環境が変化すると一気に取り締まりの強化が始まってもおかしくないだろう。
例の暗殺事件は7月8日、関係ないと分かっていても…、
違法電動自転車はこんなにも警察から囲まれます
— APEX&パチスロ🔥相互 (@kaiape77) 2022年7月8日
乗ってる人は気をつけな
#電動自転車
#職質 pic.twitter.com/Sbrq76IRxp