違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

ARの第一歩はGoogleレンズから

今から2年ほど前、公園に赤い花を咲かせてる木を見かけた。

 

近所の公園なので、その木があることは知っていたが、そんな赤い花が咲くことはその時初めて気付いた。

 

こんな花初めて見るなと思いながら、この花や木の名前を知ろうと思ったらどうすれば良いんだろうかと考えた。

 

そして、そうだGoogleレンズがあるじゃないかと思い当たった。

 

Googleレンズの話は聞いたことがあったが、活用法がピンと来なかったので使ってなかったが、早速使ってみると、その赤い花は『アメリカデイゴ』と出てきて、確かに目の前の花や木と同じものがディスプレイに表示されていた。

 

アメリカデイゴのデイゴって、沖縄を歌ったヒット曲の島唄の冒頭の『デイゴの花が咲き〜』のデイゴだろうなと思い当たると、南国の花や木なのかなとちょっとした感慨があった。

 

こんなことが分かるなんてすごいな、大したもんだなと感じると共に、現代であってもGoogleレンズが無かったとすると、デイゴを知らないわたしがアメリカデイゴに辿り着くためには何をどうやれば良いのかがすぐにはピンと来ない。

 

植物図鑑と撮影した写真を比較しながら探すという方法以外が浮かばないが、図鑑に載っていたとして自信を持って探せるだろうかとも思ってしまう。

 

こんな記事を見かけた。

 

Google レンズが「AR翻訳」でより自然に、検索結果の表示に大幅変化も 2022年9月29日

「カメラが次のキーボードのようになる」としている。

 

 

 

このGoogleレンズがやっていることはAR(拡張現実)の一種になるのだ。

 

次世代テクノロジーとしてVRやARがもてはやされてることは誰もが知っているだろうが、言われるほどピンと来ないのも事実だが、そんなARとGoogleレンズが結び付くと、使いこなす人と使いこなせない人の差はとてつもなく広がるだろうなと実感できる。

 

本来期待されてるARの実用化はメガネ型のディスプレイなので、まだまだ序章に過ぎないとは言え、当分テクノロジーの主戦場はアウトプットはディスプレイ上なのだ、ディスプレイのサイズは激変するかもしれないが。

 

では、入力(インプット)のインターフェースはというと、レンズやキーボードや音声や写真と通信の組み合わせになるのだ。

 

 

何がどのように自分に関係するようになるかはまだまだ未知数だが、ARに関してはアンテナの感度を上げようと改めて感じている。