情報の入り口や出口のほとんどは平面のディスプレイや紙の上で行われている、つまり2Dだ。
例外は、商品であれば、現物が展示されてるような場合で、理想的にはモーターショーでターンテーブルに乗せられ回転してる自動車のようにさまざまな角度からじっくり見れるような場合、つまりリアル3Dだ。
リアル3Dでは、サイズ感や質感など細かいことのリアルを臨場感たっぷりに感じ取ることができる。
この臨場感を感じ取れれば、少なくとも形や形状に関しては『思っていたのとは違う』が生む誤解は大幅に減るはず。
カッコいいものはカッコよく、イマイチなものはイマイチに、きちんと伝わるはず。
そのために期待されるのが平面状のディスプレイ上での3D表現。
近未来のテクノロジーとして期待されるARもこの分野だ。
これらをできるだけお手軽に楽しむ術はないものかと、最近よく考える。
レベルの高さを望むと費用は天井知らずになるのは当然で撮影機材やソフトだけで数百万以上になるようだし、それに加えて超ハイスペックなパソコンも必要不可欠になる。
これではお手軽には程遠過ぎる。
機材一つにフリーのアプリが理想だが、せめてサブスクではない買い切りのアプリであることが条件となる。
いろいろ調べると、2020年以降のiPhoneやiPadのproに付いてるLiDARという測距システムが期待できるようだ。
すでに LiDAR搭載のiPhoneやiPadを持ってる方にはハードルは低いが、持ってないわたしには高いハードルに感じる。
しかし、そこそこ以上の完成度が期待できるならば乗り越えられるハードルでもある。
こんな時に役に立つのがYouTube。
いろいろなものを見たが、なんだか微妙。
テクノロジーとしてのARや3D表現の現在を体験し実感することが目的ならばアリなのだろうが、表現される映像に臨場感や没入感を求めるならば全然ダメなのだ。
さらに調べていると、ARや3Dとは根本的に違うのだが、擬似的な臨場感や没入感が編集次第で期待できそうなのが360度カメラだと思い当たった。
編集の腕とセンスがあるならば360度カメラである必要すらないかもしれない。
変なカメラだとしか思っていなかった360度カメラだが、少し興味を持っても良いのかなと感じてる。
残りの連休は幸か不幸か天気は良くなさそうなのでYouTubeで360度カメラの作例を分析してみたい。