違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

富よりもリスクやトラブルの方が多い東京?

機械装置やメカニズムを備えたものが壊れたり不調になるとトラブルシューティングを行う。

 

壊れた箇所や不調箇所を直し元通りにし、再発を防ぐためにも必要になることが、

 

①どこが悪いかの特定

②修理可能か要交換かの判断

③なぜ発生したのかを探る

④防ぐために必要な反省点や教訓を得る

⑤それを関係者に伝え共有する

 

 

①に関しては、一見無関係な複合的な要因が重なってる場合もある。

 

②に関しては、掛かるコストや時間との兼ね合いで無条件に交換が選択されるケースが精密さや複雑さの度合いが増すほど当たり前になる。

 

③に関しては、取り扱いや操作のミスに加えて故障箇所へ負荷が集中するような取り扱いや操作が多かったとなることが多い。

 

症状が、謎と不思議に満ち溢れてるケースほど、原因が判ってしまうと単純なことが原因だったとわかることが多いが、そこに至るのは一般的にはとても大変だ。

 

④⑤に関しては、教訓を得るのは担当者に近い範囲に限られ、共有はほぼされないことが多い。

 

 

このように考えると、機械装置やメカニズムに関して語ってるつもりなのに、なぜか人間関係もだなと思えてくる。

 

あるいは、分析と言われる行為も広い意味でトラブルシューティングに該当するなと思えてくる。

 

 

また、起きて困ることが自然災害や事件や事故ならば、一般的には必要なことはリスクマネジメントと呼ばれるが、リスクマネジメントとトラブルシューティングも表裏一体だなと思えてくる。

 

 

人口が多い大都市にはとてつもない数のトラブルシューティングとリスクマネジメントが存在するはずだ。

 

まあ当然だけど大都市ほど弁護士だって多いんだろうなと思って調べると2016年の数字だけど地図に色分けで表示してるものがあった。

 

人口10万人あたり何人の弁護士がいるかという水準を色分けしている。

 

 

図の引用は下記サイトから

https://todo-ran.com/t/kiji/21459

 

 

おもしろいのは東京がダントツなのは当然としても、神奈川千葉埼玉という東京隣接県ですら単なる地方の水準と同じだという点だ。

 

最近妙にプライドが高い横浜や鎌倉を抱える神奈川県ですら低水準なのだ。

 

 

富を得ようと東京に出てくる人は多いが、富よりもトラブルやリスクを掴んでる人の方が多いのかもしれないし、東京で起きてるトラブルやリスクは地方のそれとは少し種類が違い、庶民とは無縁なものも多いのかもしれない。