違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

いい加減なデータや情報はパーセンテージで表現される

保険の仕組みや公営のギャンブルの仕組みは高度な数学と豊富なデータを駆使して胴元が絶対負けない仕組みの上に成り立っていると言われる。

 

しかし、実際には計算を狂わすような突発的なことが起きると、いとも容易くルールを変更することが多い。

 

保険の場合に大規模災害が発生するとすぐに料率を変更したり、年齢条件などに追加条項を設けたりする。

 

これは、豊富なデータを基にいかに高度に数学的に処理しようとしても、結局素人の占いと大差ないことを示しているのかもしれない。

 

そんな思いを再認識するような話が流れていた。

 

W杯】日本の決勝T進出は『30%』!? グループE2位も予想は最下位 米データ会社最新予想

 

【グループE決勝トーナメント進出確率】

 

 スペイン 72% → 90% → 95%

 

ドイツ 59% → 20% → 33%

 

日本 39% → 78% → 30%

 

コスタリカ 30% → 12% → 41%

 

(※開催前 → 第1戦終了時 → 28日11時時点)

 

 

 

この予想を基にして世界中で賭けや博打が行われているはずだ、合法非合法を問わず。

 

 

しかし、実際の運用の現場はかなり素人的な運用に違いないと思いを新たにした。

 

膨大な資料やデータは、単なる見せかけの免罪符に過ぎないのだ。

 

 

もっともらしくパーセンテージで表現されるリスク予想ほど胡散臭いものはないのだ。

 

いや、胡散臭いことほどパーセンテージで表現されるのだ、簡単に論破することは難しいから。

 

同様なものに、特に伝統を売りにした文化的な存在(飲食も含む)では、二言目には『秘伝の〇〇』という言い回しが使われることとも重なる。

 

世間で信頼されてる情報やデータの多くは結構いい加減だと再認識した方が賢明だろう。

 

こういうことって一事が万事の傾向が強いので、たかがサッカーと思わない方が良いはずだ。