違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

闘争や逃走を促進する乱高下

今朝の記事。

 

 

米Tesla株急落 年初から7割下落 トヨタ3社分の時価総額吹き飛ぶ

 

 

記事を読むと、株価の下落は投資家がイーロン・マスクの行動に懸念を持ってるからと書いてあり、実際にテスラ車の値引きも大きくなっていると書かれてるが、イーロン・マスクが関わる事業が見切られてるわけではないはず。

 

相変わらずテクノロジーの最先端を行ってることは間違いないはずだし、世界トップのイノベーターであることには誰も疑問は持ってないだろう。

 

投資家の心理としては、市場の動きををリードしたいだろうが、多くは金魚のフンを追っかけるような後追いの動きになっているはず。

 

テスラの株を買ったり売ったりというのはテスラを応援してるというわけではなく、ただ勝ち馬に乗って儲けたいだけであり、持っている株は換金して初めて実際の利益として確定するので、この一年での大幅な株価の下落は、テスラ株を保有している投資家に売却して換金する必要が生じたのではないかと勘繰っている、もちろんエビデンスなんかないが。

 

 

上記の現象のキーワードは乱高下となるだろうか。

 

血圧や血糖値の乱高下は危険なサインと言われる。

 

乱高下するものは人を不安にさせるとともに、防衛本能の発動を促しアドレナリンを上昇させる。

 

結果、闘争心か逃走心に火がつく。

 

その結果として取る行動は、現象だけを見ると両極端が増える。

 

12月に入ってから増えた豪雪も降雪量の乱高下。

 

自分のコントロールが及ばないところで起きる乱高下は防ぎようがないが、最も意識したいのは、身の回りで起きる自分にも影響を及ぼす乱高下に対してメンタルを乱高下させないことだ。

 

 

生きてるだけで丸儲けだと心の底から思えれば、メンタルは穏やかに保てる、特に良いことがなくても。

 

 

反省したり、思いを新たにするのもほどほどに。