違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

『ポイント』が苦手

何事につけてもポイントポイントと言うようになったのはいつ頃からだろうかとふと思った。

 

最近のポイントといえばマイナポイントのように1ポイント1円というものだ。

 

各種の決済サービスでも以前からお馴染みだが、わたしはどうもこのポイントという表記が昔から好きになれない。

 

何かを煙に撒こうとしてるような、何かを曖昧にしようとしてるように思えてしょうがないのだ。

 

そう思い始めたきっかけは、パーセントとポイントが混在し始めた頃から。

 

テレビの報道番組などが使い始めて違和感を感じた人も多いだろう。

 

いつ頃からだろうかと思って検索するがよく分からない。

 

検索の範囲で遡れたのは2005年のyahoo知恵袋だった

 

よく「前回の○%より△ポイント改善」とかっていいますが、ポイントってなんですか? %といっしょですか?

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q136097983

 

 

 

こうやって問いが出る少し前から始まっていたのかもしれない。

 

念の為に理屈レベルの話をWikipediaから紹介すると、

 

1980年には人口の50パーセントが喫煙していたが、1990年には40パーセントしか喫煙していなかった場合を考える。この場合、喫煙率(人口に対する喫煙者の割合)は1980年から1990年の10年間で「10ポイント」下がったという。これを「10パーセント」下がったと言わないのは、「50パーセントのうちの10パーセント下がった」、すなわち、 50 - (50 × 0.1) = 45 で45パーセントになったとも解釈できてしまい、曖昧であるからである。また、1980年と1990年で総数となる全人口が変わっており、単純に比較することができないという理由もある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/パーセントポイント

 

 

 

 

しかし、こんな理屈とは別の意図をポイントという響きに感じたのだ。

 

一旦そうなると、ポイントという響きは気持ち悪いだけだ。

 

その感覚がいまだにある。

 

街で通りすがりのグループが楽しそうにポイントの話しなどをしてるのが聞こえると、『ああ、この人たちは簡単に詐欺に引っ掛かるタイプの人だな』と思ったりする。

 

ポイントというワードが日常に馴染みだしたことがGoogleTrendsで感じ取れるか調べてみた。

 

 

 

ポイントを貯めたり集めるための入り口にはポイントカードがあったなとポイントカードを調べると、

 

 

 

グラフの動きは似てるように感じられる。

 

二つを重ねてみると、

 

 

 

 

ポイントと聞くと、なんだかうんざりするわたしだが、世間の多くの人はポイントと聞くと胸がときめくという人たちはきっと少なくないのだろうと思ってしまう。