違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

映画館で観る映画は悪くない!

本当に久しぶりに映画館で映画を観た。

 

観たいものがあって行ったのではなく、映画館で映画を観るという体験をしたいと思って、おそらく15年以上ぶりなはず。

 

観たのはこの映画。

 

3.3公開 『ホーリー・トイレット』本予告


www.youtube.com

 

 

 

映画館のサイトの作品紹介として次のようにあった。

 

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頭部を負傷して意識を失った建築家フランクが、リゾートホテルの建設現場で横倒しになった仮設トイレの中で目を覚ます。記憶の一部が吹っ飛び、この異常な状況がのみ込めないフランクは、トイレの周りに大量の解体用ダイナマイトが仕掛けられ、34分後の午後2時ジャストに爆破が行われることを知る。この非常事態を生き延びるには、誰かに助けを求めるか、もしくは自力で脱出しなくてはならない。ところが右腕に鉄筋が突き刺さって動けないうえに、友人である市長ホルストの邪悪な思惑が明らかになり、時間だけが空しく過ぎていく。刻一刻と爆発のリミットが迫るなか、絶体絶命のフランクに打つ手はあるのか……。

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ここまでは、観たという体で書いてるが、上映前にロビーで書いている。

 

この映画を選んだ理由は、展開が予想できなかったからだが積極的な理由はない、最初に書いたように目的は映画館で映画を観ることだったから。

 

別に狙ったわけではなかったが水曜日は1200円で観れるというおまけもあった。

 

 

Twitterで映画の評判を見ると完全にB級映画らしいが満足度の高さを訴える声が多いように感じられたが、観てる人の絶対数は多くはなさそう。

 

ここまでが上映前の記述。

 

 

最初から最後まで爆破解体予定の建物に設置された仮設トイレが舞台の物語。

 

B級映画だけにツッコミどころはあるが、時間の感覚がいつもと全く違っていて、飽きることなく楽しめた。

 

ドイツ語で展開されるドイツ映画だったようで、ちょっとグロテスクな展開も随所にあるが、日本語も出て来たり君が代が流れたりと不思議な映画でもあった。

 

この映画をテレビで観てたら楽しめなかったかもしれないが、観ることしかできない環境で大画面で大音量を浴びるのはなかなかの体験だと再認識。

 

映画館での映画はその没入や没頭の度合いの高さにあるなと分かった。

 

名作や大作など下馬評が高いものに限らずきっと見どころはあるような気がした。

 

久しく映画館で映画を観てない方は、内容を知っていても受ける印象はまるで違うのできっと楽しめるはず。

 

 

映画館で観る映画は悪くないぞ。