宴の終了を寂しく虚しいと感じるくらいなら宴なんかない方がマシと思う人は少なくない。
GWも後半戦でGWを楽しむ気持ちよりもGW明けを意識する気持ちが強くなり始めてるかもしれない。
Twitterで『GW明け』と検索すると同時検索ワードは、
と出る。
Googleで検索すると、
なんとなく雰囲気が違うことが感じられる。
では、GoogleTrendsで『GW明け』を検索すると、
おもしろいことに2010年以前は『GW明け』という検索はGWの時期とはあまり関係なさそうなことが感じられる。
ではこれに『五月病』を加えて比較すると、
2020年だけはコロナに振り回されて五月病どころではなかったことが感じられるが、GWという浮かれた気分と真反対の憂鬱な気分が行き場を模索してる時期でもあるのだ。
念のためにChatGPTにも聞いてみた、『日本人が罹る五月病の最近の傾向』を。
ChatGPTの答えにわたしなりの解釈を付け加えると、キーワードは疲労とストレスになるのだが、コロナが明らかにその影響の度を増させたようだ。
職場における自分事の心配やストレスに加えて、職場の持続可能性も心配事に加わったことで、頼れるものや依存できるものが一層減ったことが逃げたくても逃げ先がないという状態を強めた。
そして、リモートワークが広まったことで、職場と家庭の分離が一層曖昧になったことがストレスを増している。
これらの要素が従来から傾向としてあった長時間労働に対するストレスや懸念をより一層加速させている。
結果、五月病は新入社員に特有の現象とされていたが全会社員に共通するストレスになっている。
GWを宴とは捉えずにリフレッシュのためと捉える場合心と身体のリフレッシュは一定程度可能になるので自分自身に関しては良いことだが、職場が抱えてる課題や問題は全然リフレッシュできてない。
このギャップもGW明けの早速のストレスになる。
テレビで京都に観光客が押し寄せてる姿を見ると、リフレッシュのつもりが全くリフレッシュになってない人も多いのではないかとすら感じる。
こうなると意識を変えるしかないかもしれない。
ストレスを感じるのは生きてる証だ。