違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

常識や定説ですら変化する

『寝る子は育つ』は大人にも当てはまる、大谷翔平さんのおかげだ。

 

高度なパフォーマンスを発揮したければ休息や睡眠は必要なのは当然なはずなのに実際には軽視されがち。

 

人間は時に誤った方向に猪突猛進に進むことが少なくない、現代でも。

 

 

人間の体の機能には一つの無駄もないと言われながらも、ある程度以上の年齢の方だと『盲腸だけは例外で無駄なもの』と聞いたことがあるはずだし、子供の頃に無駄だから手術で何も異常はないが切除したという友達や知人が珍しくなかった、もちろん多くの場合子供の場合は本人の意思ではなく親の意思だろうが。

 

21世紀に入り、いつの頃からか腸は第二の脳という話を聞くようになった。

 

さらに、腸内には善玉菌と悪玉菌がいると。

 

当然ながら善玉菌が多い方が良い。

 

善玉菌を増やすにはどうしたら良いかを求めるようになるのは必然。

 

その結果、商売やビジネスとしてどういう食事や食材が良いかという情報が増え始めるが、商売やビジネスだから話半分というレベルだ。

 

 

その一方でこちらも商売やビジネスと紙一重ではあるが、医学的な見地からの新しい話が出てきた。

 

漠然とした腸内の善玉菌と呼ばれたものが腸内フローラともっと細分化された話になって行った。

 

そんな流れの中で盲腸にどうやら善玉菌を増やす機能があるらしいということが最近の定説になってきた。

 

念の為にChatGPTに聞くと、盲腸を臓器としてどのように位置付けるかは議論の途上としながらも注目の分野だと答えている。

 

 

もっとデータが集まると、これまで体質や遺伝のせいだとされていたことが腸内環境のせいで起きているということが分かってくるのかもしれない。

 

時代を超えて通用するから常識や定説として機能すると思いがちだが、案外そうでもない。

 

そういう常識や定説に囲まれて人間は生きている。