動機があるところには心理学がある。
人が何かをしよう、したい(したくない)と思う時には必ず動機が存在する。
積極的であろうが消極的だろうが何となくであろうが。
世の中にはさまざまな心理学があり、そのどれもが正しいかもしれないことで人は迷うことになる。
そうすると、迷った時の心理学などが登場する。
人が心理学に求めるのは自己分析のためであり、他人分析のためだ。
自己や他人の心理を知ることで社会の心理を知りたいとも思うようになることも多い。
心理学的分析に大きく影響するのが、自己であれ他人であれ、環境であり体験や経験だ。
環境には、過ごした時代や時間や場所や地域、人間関係、そして接した情報及びそのタイミングなどが含まれる。
人は自分自身のことが一番分かってない、などと言われるが、自分のことは自分が一番分かっていると思いがち。
心理学がおもしろいと感じるのは、このようなギャップに気づくためのヒントが多いからだ。
心理学にも流行がある。
多くの人が一斉に〇〇心理学に傾倒することがあり関連書籍がベストセラーになり読むと、必ずなるほどと共感できる記述に出会ったりする。
難解さが人を魅了する場合もあれば、分かりやすさに惹かれる場合もある。
日々伝わるニュースにはさまざまあり、それらに対して喜怒哀楽な反応をするが、その反応は全て心理学の大好物だ。
お気に入りの心理学を持つ人がいる一方で、どれもしっくりこないという人もいるだろう。
お気に入りの心理学を持つ人は、気に入らない心理学をいくつも知った結果辿り着いたかもしれないし、たった一つの出会いに洗脳されてる場合もあるだろう。
お気に入りの心理学を持ってない人は、この世にお気に入りになれる心理学があるということに気付いていないとも言える。
心が安定してる人はきっとお気に入りの心理学と出会っているだろう。