違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

フロートゴム玉

『フロートゴム玉』と言われて即座に意味を理解できるのは設備関係の現場の仕事をしてる人かDIYで使ったことがある人だろう。

 

DIYの場合でフロートゴム玉を使ったことがあるというのは交換を意味するはず。

 

なんの話をしてるかというとトイレの話だ。

 

以下の話は本当は写真添付ですべきだが心の余裕が少ない状態での作業だったので写真はない。

 

 

いつの頃からかトイレの水がチロチロ流れ続けるようになっていた。

 

夜などは音が気になることもあったが、いつも同じような音がするわけではないし、音がしてないなと思ってトイレを覗くと水が溜まるところに小さな波紋は出ている。

 

なんとか調整できないかと悪戦苦闘したが解消しない。

 

そんなことを2ヶ月ほどやっていた。

 

 

ちなみに最近、止水栓を閉じて放置して数時間後タンクを覗くと見事に水が全く無いことに気付いた。

 

このことを知ってタンクから出て行く水の栓に問題があることは明らかで調整のレベルではないと確信、トイレのタンクの中を覗いたことがある人だと分かるだろうが栓の役目をするのは大きなゴムの玉で、用を足した後で操作するレバーと繋がっている。

 

とりあえずトイレの型番を写真に撮ってホームセンターにパーツを見に行った。

 

その該当のパーツがフロートゴム玉で、レバーと繋がる鎖までセットになった状態で売られていた。

 

ちなみに適合品は数種類あったが純正のものにした、1280円だった。

 

説明書を見ながら作業をするのだが、同じ部品とはいえトイレの内部構造はさまざまあり、トイレに詳しくないと自分のがどれに該当してるのかピンときにくい。

 

相当古いので力任せに作業して破壊したりしたら嫌だから、きちんと理解できるまでしばらく放置し、ゆっくり考えてトイレの仕様を理解して作業に取り掛かった。

 

その後は順調だったが、時間をかけて正解だったのは当初のわたしは少し勘違いしていて、その勘違いに気付かなければ力任せなことをしていたはず。

 

水漏れは無事に解消したとはいえ他の内部パーツは古いままなので、また新たな不具合が起きないとも限らないがDIYできると分かったら気持ちは余裕がある。

 

さらに嬉しい誤算もあった、レバーの反応が鈍いなと思っていたことも解消されたのだ。

 

このレバーの反応の悪さに気付くようになったのはもう10年以上前から、水漏れこそしてなかったがその頃からフロートゴム玉周りの劣化は顕著だったのだろう。

 

いや実際にはかなり以前から水漏れは始まっていたのかもしれない、ただ自覚できなかっただけかもしれない。

 

 

ずいぶん時間が経って、Twitterでフロートゴム玉と検索してみた。

 

意外と出てくる、ほとんどがDIYで作業した人だ、中には力任せの作業をして再調達が容易ではない部分を壊した人もいた、わたしは近いところにいたのかもしれない。

 

完全に安心できたらこれをブログネタにしたいなと思ったが写真は一枚もない。

 

ちなみに新品のフロートゴム玉は柔らかくてソフトなのに対して外したゴム玉は硬い、そのことも密閉性を保てない理由だったはず。

 

捨ててなかった説明書だけおまけ。