違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

ルーティンの反対語は自由

忘れ物をするのはいつもと違う行動をするからだという説がある。

 

無意識に近い『そんな行動をする』がルーティンで、習慣と呼んでも大差ない、始まりはかなり意識的な行動だったとしても。

 

ChatGPTに聞くとルーティン化とは、効率的でストレスの軽減にも役立ち概ね社会生活を営む上で多くの人に安定をもたらすと答える一方で、ルーティン化は柔軟性や臨機応変性を奪い偏ったバランスを作りやすいとも答える。

 

 

バイアスと呼ばれる各種の偏り行動や偏り思考は、人それぞれが持つ行動や思考のルーティンから生まれるようだ。

 

Twitterを検索すると働き方や職種にもルーティンというのはキーワードであることが感じさせてくれるものがあった。

 

 

 

4年前のものだが内容的にはまったく古くない。

 

 

ルーティンの正体がなんとなく見えてくる。

 

ルーティンの反対語は自由だ。

 

程度の差はあれ誰でもルーティンの一つや二つは持っている。

 

しかし、行動や思考にルーティンが多くかつ細かい人は、自由を与えられてもどうして良いか分からないはず。

 

スケジュールが埋まってないと不安というのもルーティンに毒されているからだ。

 

大谷翔平さんがたっぷり睡眠を取ってることがパフォーマンス発揮に大きく貢献してると言われて長時間の睡眠に関心を持つ人が多いだろうが、眠たくなるから寝て起きたくなるから起きるという睡眠行動が自由にできてる場合と、何時に寝て何時に起きるをスケジュール化するのとではまるで違う気がする。

 

睡眠時間そのものが同じだとしてもだ。

 

 

人間が機械的にシステマティックに動く必要があったのはエラーの発生を抑えるためだ。

 

しかし、エラーをしないという部分はどんどん別のものに代替されていて必ずしも人が担わなければならないものではなくなっている。

 

 

スマホの普及でスケジュールやタスク管理が増えている、自由な行動に見えるSNSの発信ですら実はスケジュールやタスク管理と密接に絡んでいるとすると真の自由を知る人は大きく減少してるはず。

 

自由なんて絵空事は映画やドラマや小説やマンガの中で楽しむものになっているのかもしれない。