改めて調べると2003年頃だった。
現代人(当時の)は体温が低い人が増えている、そのために免疫力が低下している人が多く、しかも自他共に健康だと思われてる人でもという話が書かれた本が流行っていた。
そんな夏のある日にこの本を読み自分の体温を計測した、最近の猛暑とはレベルが違うが夏だから気温も高いし自覚する体温は間違いなく高く、念のために冷房をかけてない状態で体温を計測すると、36℃を切っていた。
その頃の生活習慣に問題があることを差し引いても、体感する体温とは違っていたことは少しショックだった。
今年の夏は本当に暑く、この思いは皆同じだろう。
猛暑ゆえの熱中症を防ぐために運動を控えてる人も多いだろうし、常時冷房を活用してる人だって少なくないだろうし、食べ物や飲み物も身体を冷やす効果が高いものを好んで摂取してることだろう。
平熱の範囲で体温は高いほど良いとされる。
自覚する体調が良いならば38℃はさらに免疫力が上がるらしい。
連日天気予報で使われる『体温より高い気温』という表現を聞いてももはや何とも思わないが、その陰で実際の体温はどのように推移してるのだろうか。
最近コロナを含めた感染症への注意を促す話が増えているが、その理由の一つには体温の低下ゆえの免疫力低下が影響してる可能性が大きいかもしれない。
単純明快な答えは難しそうだが、免疫力の格差という問題もきっとクローズアップされそうだ。