ただボーッと生きてると情報の量が飛躍的に増えていることは感じられても、それらを上手に処理できてないことには気付きにくい。
誰だって自分の処理能力の範囲では精一杯やっているから、それを超えたら無かったことにしてしまうだけだ。
一方、処理できたつもりの情報の処理の実態はというと、理解してるというよりも『それ聞いたことある』のレベルにとどまってる人の方が多そうだ、わたしを含めて。
そういう状態で、次から次に新しい情報が積み重なって行くと、体系付けて理解してるのはゴシップやエンタメだけという人も少なくないだろう。
今や陳腐化して小馬鹿にされがちな論理的思考やロジカルシンキングだが、陳腐化以前に論理やロジックをそもそも理解できてない意識高い系の人は少なくないはず。
そういう中途半端な意識高い系が生成AIを使うようになると、表面上は中途半端さを誤魔化すことが楽になるはず。
ほんの少しの超頭が良い人以外は、分かってないことの上にさらに分からないことを積み上げているだけに感じられる。