日本人の多くはアニメの『宇宙戦艦ヤマト』で初めて知った概念がワープ。
光速より速く空間を超えて移動するのがワープ、空間を折り曲げて現在地点と目的地を一瞬でくっつけるように移動する手法。
ワープとは全然違うが10年なんてあっという間という思いは、十年一昔という諺からも感じられる。
現代よりもはるかにのんびりしていた昔だって10年は振り返るとあっという間だったのだ。
十年一昔と感じる時には、ほぼ同時に『あれから10年』という思いとも共通するかもしれない。
10年を長いと感じるか短いと感じるかは人それぞれだが、英語にも似た表現はある、以下の三つをChat GPTが教えてくれた。
「A decade changes everything」(十年で全てが変わる)
これは、十年という時間の長さが社会や人生において大きな変化をもたらすという一般的な認識を反映しています。
「Time flies in a decade」または「Ten years fly by」
時間が速く過ぎ去るという感覚を表現しつつ、十年という単位で振り返ることの重要性が示唆されています。
「The world changes in ten years」
これは、特に技術革新や社会構造の変化が十年という期間で目に見えて進むことを示唆します。
『石の上にも三年』というと何かを成し遂げるためにはガマンが強いられると解釈することが多い。
ふとこの10年でどれほどの変化を自分は遂げたのだろうかと思った。
10年前体調が絶不調で2015年の年明けに1ヶ月入院するハメになったが、退院後1年ほど順調ではない時期もあったがその後は回復し以後ずっと体調が好調であることを自覚できている。
好調が続くとそれが当たり前になりありがたみが薄れるが、自分はとんでもなくラッキーだったと言えるのかもしれないと改めて感じている。
こうやって敢えて書いてるから思い出すことがあるが、そうでなければ忘れていたことばかりだ。
なんてことない10年だったなと思っていたが、大事なことほど忘れるものだと感じている。
生きてる限りワープのように10年前と今が一瞬で繋がったりせず間には確実に10年という時間がある。
大して良い10年だったと思えない人ほど、振り返ると見落としていた良いことがあったことに気付けるかもしれない。