信用には大きく二種類ある。
道徳的な信用と経済的な信用の二つ。
道徳的な信用とは約束を守ること。
経済的な信用とは期限内に確実に支払うこと。
この二つは実生活では区別されずに使われ、一度でも例外を発生させるとあったはずの信用は崩れる、崩れないまでもヒビが入ることになる。
世の中には実にたくさんの失われた信用がある。
信用は失われるためにあると言っても良いくらいだろう。
失われた信用の中には実行されなかった信用もある。
スポーツにおける勝ちや受験における合格も獲得できれば信用だが、負けたり不合格だと・・・・・・・・。
ブラックや犯罪の世界にだって、いやブラックや犯罪の世界の方が信用の厳しさはより問われるはずで、信用を失うと殺されるという場合もある。
すべての大元には約束がある。
約束の無い世界とは平和だろうなと感じる。
もちろん約束の無い世界がただの無秩序な世界だと平和になどならない。
約束の無い世界とは無理や約束やできない約束が存在できない世界だ。
そのように考えると、約束させられることも立派なハラスメントだと思えてくる。