久しぶりに養老孟司先生のYoutubeを見た。
以前はよく見ていたが気がつくと随分見てなかった。
Youtubeを開くと最近見てないのに養老先生の講演が上がっていたので見た。
久しぶりに見た養老先生の話はやっぱり新鮮で面白かった。
その中の一節。
以下は養老先生の言葉。
『皆さんのお腹の中に細菌ってどのくらいいるか知ってますか?』
『ぼくが学生の頃の学者は一億って言ってたんですよ』
『今は学者はなんて言ってるか知ってますか、お腹の中の細菌の数を』
『100兆ですよ』
『皆さん100兆の細菌を腹の中に抱えていて最近の流行りが何だか知ってますか?』
『除菌ですよ』
『みんな一緒に生きてるんですよ』
『どこまでが自分か分からないでしょ』
『みんな繋がってるんですよ』
以上のような話から始まったのは人は何のために生きるかというテーマ。
どのように生きるのが自分にとっての正解かは人それぞれだろうが、世の多くの人がきっとピントが外れたことに腐心してることを感じさせてくれる。
養老孟司先生の話は羅針盤のようだ。