今日、米電気自動車(EV)大手テスラの株価が、昨年12月中旬に付けた史上最高値から2カ月半で4割安と急落しているというニュースが流れていた。
これまでもイーロン・マスクの行動や発言が株価や業績に悪影響を及ぼすことはあったが、これまではあくまでも自身が展開するビジネスに良かれと思っての行動に見えていたが、トランプ大統領の再選以降のイーロン・マスクを見てると自身のビジネスに対して興醒めしてるのではと感じてしまう。
テスラの場合は主要な顧客はエンドユーザーなのでイーロン・マスクが嫌われると業績に悪影響が生じるのは分かりやすいが、スペースXの場合は顧客は政府や企業なのでエンドユーザーの反応とは違ってくるだろうが、嫌われ続けるようになると政府や企業も離れるようになるだろう、嫌われる人と関係が密接な人は最後は嫌われるのが宿命だ。
さらに今日はトランプ大統領とゼレンスキー大統領の間に亀裂が入ったと思わせるニュースも流れていた。
トランプ大統領とイーロン・マスクは信頼関係で結びついてるというよりももお互いに相手を利用しようという思いがたまたま最高のタイミングで噛み合ったことで関係が成立したかもしれないが、そして互いに有能なディールの達人には違いないが、その分だけ敵も多いし嫌われてもいる。
嫌われることを恐れる必要がないくらいの大義名分があれば良いが、大義名分すら無い嫌われ行動の積み重ねがどのような結果に繋がるのか?
世界はどう反応するのだろうか。