違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

欲しいvs必要

家計に占める食料費の割合がエンゲル係数。

 

エンゲル係数が小さいほど生活は豊かだとされる。

 

そんなエンゲル係数は最近日本人全体で上がり気味だとニュースにもなっている。

 

米の値段の高騰もあり、なんとなく実感してる人も少なくないだろう。

 

おまけに今年の冬は暖冬傾向にしては寒い日が多かったので暖房や給湯に掛かるエネルギーコストも上昇気味のはず、特に雪の多いエリアでは。

 

何が言いたいかというと、生きるために必要なコストの割合が上昇するとエンジョイしたり充実させるために回せる予算が減るということだ。

 

エンゲル係数が高いことを食生活をエンジョイし充実させているからという説もある。

 

 

エンジョイや充実のための予算が減ることが辛いとするならば、その人はエンジョイや充実を買っているということになる。

 

エンジョイや充実は、余裕から生まれる大胆なチャレンジや敢えてリスクを取ることによって生まれるともいえる。

 

一方で、お金がないならないなりに対処できる術を見出そうとする人もいる、気持ちの持ちようだけで自分の機嫌が取れる人たちだ。

 

別の表現をするなら創意工夫の意欲が高い人たちだ。

 

創意工夫の意欲が高い人は『拾う、もらう、作る』が苦にならない人だ。

 

大胆なチャレンジや敢えてリスクを取ることができない代わりに、代替手段や代替方法を見出す発想力で立ち向かうことができる。

 

但し、あまりにも不足が多いと必要なリソースすら無いという状態になりかねなくなる。

 

 

世の中は無いなら無いで構わないもので溢れている、欲しいものと必要なものをしっかりと区別できることが重要な気がする。