違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

エイプリルフールより話題になっていたのは

今日は4月1日。

 

いつもだったらエイプリルフールネタが溢れるようなイメージがあったが、今年はさっぱり見かけないし、エイプリルフールで検索するとあるにはあるがすごく小粒感満載でやる気のなさが感じられた。

 

ちなみに久しぶりにGoogle Trendsで何が話題になってるかを調べると直近24時間としては

 

 

直近一週間としては

 

 

 

反町理という人物がダントツだ。

 

知ってる人は知ってるだろうが知らない人にとっては初めて見る名前かもしれない。

 

フジテレビの報道番組でキャスターをやっている人物で今も番組を担当してるが昨日は番組には出ていない。

 

この反町理なる人物は昨日のフジテレビの中居正広問題に関する第三者委員会の報告の中で名指しされた人物で、中居正広問題より10年以上前からやらかしていた人物として報告が上がったのだ。

 

担当してる報道番組は第三者委員会の会見の後だったためとても恥ずかしいしなんの釈明もできないだろうから出れなかったのだ。

 

 

そう今年の4月1日はエイプリルフールで茶化す空気を不快なマジネタの方が圧倒的に上回っているのだ。

 

また悪い意味でのサプライズとして登場した反町理なる人物を「それって誰?」と検索する人が多く、もしかしたらこれって新種のエイプリルフールと勘違いした人もいたかもしれない。

 

私を含めて世間の多くはフジテレビに関する第三者委員会の発表は単なる予定調和な通過儀礼だと思っていたかもしれないが、その発表はまさに爆弾で、出直すための新体制としてすでに発表されている一見大刷新のような役員人事ですらまるで反省の跡が見えないと思わせるものになったのだ。

 

十把一絡げにフジテレビが糾弾されてるのではなく最近20年ほどのフジテレビの社内で肩で風を切って歩いていたような人物が全部まとめて糾弾されているのだ、社員全体から見ればごく一部だが対外的には有名かつ地位や権力を持っていたような人物たちだ。

 

 

世間の空気がどのような反応をするか次第だろうがスポンサー問題は少なくとも株主総会が終わるまでは改善しないかもしれないし、普通に考えれば株主総会前にもう一回新役員人事が更新されざるを得なくなるかもしれない。