違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

興醒め

80年台の日本の音楽がジャパニーズシティポップと呼ばれ海外で人気になり始めたのが2010年頃から。

 

日本国内でもリバイバルヒットに繋がったりしてる。

 

そんなジャパニーズシティポップの中にこんな曲があったなんて知らなかったというものがYouTubeのおすすめに上がって来るようになったのが2~3ヶ月前から。

 

聴くと新鮮で、知らない曲との出会いは得した気持ちにすらさせてくれた。

 

が、そんな曲が急速に大量に増えてきたことで疑問が芽生えた。

 

元々サムネ画像があまりにも違和感に満ちていたのだが、画像はAIに作らせてるんだろうなと納得してたが、もしかして曲もボーカルすら全部がAIに拠るものなのか、という疑問だ。

 

サイトの概要なんかを見てもどこにも曲に関する情報は無いが曲名だけは付いていたりしている。

 

それでもその数が少ない頃は、聴いて気分が良いから別に構わないやと思っていたが、最近あまりにも増え、しかも最初は新鮮だった曲とほぼ似たものだらけなので急速に興醒めを感じるようになった。

 

しかし、ボーカルは自然なのだ、ただ80年代当時の歌い方ではなく最近の歌い方なので当初はこういうのを時代の先取りと言うんだろうなと納得していた、ついでに言うと時代を先取りし過ぎて売れなかったから知らなかったんだろうなとすら思っていた。

 

ボーカルもAIで作れるのかとChatGPTに聞くと、

 

最近の「AI生成の80年代風音楽」では、ボーカルも完全にAI合成というケースが増えています。

つまり、「誰かが実際に歌った音声」ではなくて、AIがゼロから作った声を使っているパターンが多いです。

 

技術的には大きく分けて2つあって:

 

  • 歌声合成(AI singing synthesis)
     → 文字通り、楽譜と歌詞だけでAIがリアルな歌声を作る。人間の声をベースにしてるけど、新しく生成される。たとえば「Synthesizer V」「Vocaloid」「Diff-SVC」みたいな技術。
  • ボイスクローン(Voice cloning)やボーカル変換(Voice conversion)
     → 既存の歌手や声優の声をAIが学習して、まるでその人が歌っているかのように仕上げる。これも本人が歌ったわけじゃない。

 

最近は「人間が一切関わらない80年代風シティポップ」が、YouTubeとかでそれなりのクオリティで出回ってます。

でも中には、ボーカルだけ人間が歌っていて、楽器演奏やミックスだけAI任せ、みたいなハイブリッドな作品もあるから、一概には言えないです。

 

 

 

と、答えてくれた。

 

 

生の人間が作り出したり産み出す作品だって同じ人が手掛けていれば似てたり同じだったりを感じることは少なくないが、そういう場合には違和感や嫌悪はほぼ無い。

 

しかし、AIが作るから全部似てるしなんなら同じだとすら感じると、一気に気持ちが萎えるのは新たな気付きになった。

 

確かに、生の人間の作品に似てるや同じを感じ続けると飽きは感じるが、AIが作ってるんだと理解すると飽きと言うよりも感じるのは興醒めだった。