違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

今こそ『急がば回れ』

ストーリーの展開には起承転結が必要だと言われるが、何事も効率化が優先されると『最初に結論を』が当たり前になった。

 

ビジネス上の話だからと納得しがちだが、最初に結論から始まるドラマがあったとすると、余程高度な展開が、あるいは余程意表を突く展開でも後に続かなければ評価は最低なものになるのは当然だ。

 

そこそこ以上の評価を得たいのであれば、ビジネスに関しても起承転結を意識することの方がきっと効率は良いはず、健全な競争原理が働いているなら。

 

しかし起承転結を効率よく展開しようとすると、どこかで見たり聞いたりしたようなテンプレートの使い回しが起こりがちになる。

 

生成AIを駆使してもそれは避けられないだろうとすると、結局プレゼンター自身が愚直に自分の言葉を使うしかなくなるだろう。

 

こんな時代だからこその『急がば回れ』なのだ。

 

 

きっと一事が万事のはず。