まさにその通りと思う記事が出ていた。
広まる「夏の大掃除」の理由 猛暑の外出控えで気になる家の汚れ
夏の方が油汚れが落ちやすいのは本当か。
実際に花王が室温20度と30度で油汚れの落ち具合を比べる実験をしたところ、温度の違いが大きく影響していた。
実験は、室温を20度と30度に設定し、油汚れを塗ったステンレス製の板4枚を使って実施した。
自社の強力タイプの台所用洗剤をスプレーして15分間放置した後、紙で拭き取ると、20度の場合はどれも汚れが取り切れなかったが、30度の場合は汚れが全て落ちたり、一部にとどまったりしていた。
花王の担当者は「一部に残った汚れを落とすには、もう一度、同じ作業を繰り返してみてください」とアドバイスする。
我が家ではレンジフード周りの掃除を3ヶ月毎にやっている。
それなりの大掃除なのでやり始めるには覚悟がいる。
そんな掃除の際に過去にやったことはあるが効果があまり感じられないのが換気扇の外側の排出口だった。
明らかに堆積した油その他の汚れがあるが強力な洗剤を使ってもあまりキレイになる印象がないので、手を付けないことが続いたが、つい先日クソ暑い中レンジフード周りを掃除した際に、一通り終わった後で外から換気扇の排出口を見てると、ここも久々にするかと思いやってみた。
脚立に乗って排出口周りにホームセンターで売ってる安い割には汚れが落ちるホームセンターオリジナルのクリーナーをノズルの切替で泡にして吹きかけて少し放置して使い古しの歯ブラシで擦るとビックリするくらい簡単に油汚れが落ち始めた、正確には吹きかけて放置してる間に勝手にかなり落ち始めていたのだ。
さらにプラスで何度かクリーナーを吹きかけ歯ブラシで擦ると、網目のプラスチックカバーの油汚れは手で触っても平気な状態まで回復した、経年の影響もあるだろうが多少黄ばみは残るが大満足な効果だった。
気温の高い状態が連日だったせいで汚れが溶けて浮き上がりやすくなっていたのだろうとすぐに分かったが、こんなになるとは思ってなかった。
童話の『北風と太陽』が思い出された。
ただ、人に伝えるほどではないなと思っていたところに紹介した記事を見たら、もう書かずにはいられなくなった。
夏の猛暑だからこそ無理だと思っていたしつこい油汚れが意外と簡単に落とせるのだ。
注意点としては意外と汚れるかもしれないので服装は捨てても構わない服でやることを薦める。